江戸川乱歩とその時代

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569821030

作品紹介・あらすじ

怪しくもロマンあふれる乱歩の作品はいかにして誕生したのか。描き下ろしの挿画と時代背景でたどっていく、これまでにない乱歩案内。

感想・レビュー・書評

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  •  江戸川乱歩の生涯とその時代背景をまとめた本。職業を転々としまくった事で有名ではあるけれど、それもちゃんと繋がってる(逆に繋がってよかったのかもしれない)。それに自滅型ではないみたいだし(いえ無頼派の誰かさんの話ではないのです)。
     乱歩の作品はエログロか探偵モノのどちらかで括られることが多いし、どうしてもグロ注意だよとか言ってしまうことが多いけど、ありそうでなかった切り口をブレず(放浪したり休止したりしながらも)書き続けたのは、「書くことが好き」だからなんだと改めて思った。

  • 推理小説界の巨匠の歩みをイラストと共に解説。
    屋根裏の散歩者や黒蜥蜴などの昭和風イラストが堪らない。

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著者プロフィール

1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院博士課程修了。文学博士。元明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組んでいる。著書に『律令太政官制の研究』『日本古代国家と律令制』(ともに吉川弘文館)など専門書のほか、『歴史書「古事記」全訳』『古事記・日本書紀を知る事典』(ともに東京堂出版)、『古事記と日本書紀 どうして違うのか』(河出書房新社)など多数。

「2022年 『古代史入門事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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