商売心得帖/経営心得帖 (PHPビジネス新書 松下幸之助ライブラリー)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569819204

作品紹介・あらすじ

“経営の神様”松下幸之助が会得した商売と経営の極意を一冊で学べる! いかなる時代にも通用する、経営哲学のバイブル。

感想・レビュー・書評

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  • いつの時代も大事なことは普遍なのだなと感じさせる。
    ・極端ではあるが新入社員でも社長に意見が言えるような雰囲気が、今後の発展になる&組織が硬直化しない
    ・サービスや商売についての基本を思い出させてくれる

  • 商売や経営において、人の心を動かすために、人間としてどういうマインドセットを持っているべきか、相手を敬い謙虚な気持ちを持つことがいかに大切かということを教えてくれる本。行き詰まった時に読み返したい。松下幸之助の本を読むと、とても謙虚な心で心が清らかにさせてくれる、本人のそういった心持ちが経営や商売において成功や適切な方向、判断に繋がるエピソードが短い話でまとめられており、参考になった。

    学びメモ
    ・サービスにまで心を配る。商売を大事にしていれば、また、お得意様のことを親戚のように感じていれば、提供した商品の具合が自ずと気に掛かってくるものである。それがお得意様との繋がりに商売を超えた深い信頼関係を生む。
    ・苦情を生かす。苦情を放っておいたり、対処の仕方を誤ると、縁切れになる。苦情は縁が結ばれる機会であり生かしていくことが大事である。
    ・周りの人は自分よりも偉い、学や才能がある人だと感じられるか。常に自分が謙虚であるかを自問自答する。謙虚な気持ちでいれば、他人の偉大さがわかる。
    ・困難を直視し、原因を自分自身にあると考えられるか。困難の原因を素直に認識し、良い体験になった、尊い教訓になったと考えること。

  • 渋い。松下創業以前から幸之助社長がどう人生を切り開いてきたかが語られている。家族企業で夫婦仲によって取引の善し悪しがかわるなど、目からウロコだが説得力を感じる話があった。
    いろんな人向けであるために敢えて抽象化して描かれている点が多いのは残念。ただ、根本的には考え方はなんのビジネスでも応用かちり!
    エグゼクティブの美しい日本語に学ぶ価値を感じる。

  • 古今の家訓紹介も載っていて、上杉家(謙信)の家訓が、面白かった。『心に物なき時は心広く、体やすらかなり。心に堪忍ある時は事を調ふ。心に勇ある時は悔むことなし。』一部抜粋

  • 図書館から借りた本

  • 商売のプロ、経営のプロ
    これらは一朝一夕になることはできない。
    この本では、アマチュア(オリンピックの選手の日々の練習について言及している個所あり)の日々の鍛錬に比べて、仕事を行い、給料をもらっている我々はプロとして、もっともっと自分を磨くべきという内容があった。
    毎月決まった給料をもらうことが当たり前になり、余計なことはしないようになると、プロとして失格である。

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著者プロフィール

パナソニック創業者

「2019年 『現場で闘うリーダーに知っておいてほしいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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