- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569814605
作品紹介・あらすじ
コツは「1行で書く」「構造化する」「波をつくる」の3つの考え方。あれこれ悩まずスッキリ伝わる文章が書けるようになる方法を公開。
感想・レビュー・書評
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【読書メモ】
この本を読んだ目的:
どういう「書き方」をしたら、わかりやすく相手にこちらの真意が伝わる「書きモノ」になるのか
とりあえず、書き散らし→重要思考→書き方に注意しつつ書く…という流れで試行錯誤しながら書く方法を説明している
そもそも本書の目的は、どういう「書き方」をしたら、わかりやすく相手にこちらの真意が伝わるという点であり、何を書くのかという点への配慮はない。
そのため、思考をまとめることが必要なのだが、本書では記載があるものの弱く使い物にはならない。
そもそも自分の主張を押し通すための文章の書き方であり、自分が書きたい文章とは違うように感じた
【参考になった点】
・試行錯誤型:とりあえず書いて始める
戦略 ①短く書く:1行に絞る、②構造化:迷わせない、③波を作る
1 短く書く
2~3文にまとめ、サブに落とす、ダブリはまとめる、言い切る、ですます調
2 構造化
小さな塊にする、名前をつける、結論を絞り込む、捨てる、加える、論拠・結論・予告から書く、PDCAは計画の見直しも、「結論=言いたいコト」を決める、マドレッシング:文章の全体像、次の転換点、現在地を伝え続ける
3 波をつくる
図版を使って頭の中でプレゼン→しゃべりを書きモノに写す
4 エピローグ
1つ選んで1週間取り組む、3つの戦略
<ハンズマン See Think Wonder型>
何を見つけたのか(事実 See)、そこから何がわかるか(Think 推論)、それでどう感じたか、次にどうしたいか(感情 Wonder)
【内容:アマゾンから転記】
本書では、ビジネス文章作成の悩みを解決する「3つの魔法=書き方3戦略」を伝えます。
現在、ビジネス・スクールの人気教授として活躍する著者が、19年半に渡るコンサルティングの現場で磨いてきたのが、以下のシンプルな「書き方」でした。
【書き方3戦略】
1.短く書く――伝えることを1行に絞り込む
2.構造化する――全体の中で迷わせない
3.波をつくる――読み手の心に寄り添う・揺らす
「切り分ける」「ムダを削ぐ」といった基本から、「根本的な問いを示す」「驚きから始める」などの読み手の心揺さぶる上級テクニックまでを網羅。
また、「“LINE"の成功の秘密をひと言でいうと?」「“日本国憲法"をわかりやすくすると?」など具体的で面白い事例が満載です。
大著『経営戦略全史』を送り出した著者でも、実は昔は書くのが苦手だった!?という意外な過去のエピソードも交えながら、豊富な図解でわかりやすく「伝わる書き方」が学べます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短く書く、構造化する、波をつくるという3つの戦略を3つの章に分け深堀している。口語体で読みやすい文章であり33の手法は絵とセットで完結にまとめられていたが、全てを覚えるのは難しく結果としてあまり頭に入っていないので実践あるのみである。
相手から見たときにどう見えるのか?という意識は何においても必要と感じた。 -
vol.233 相手にとって意味あることを探せ!伝える力を強化するために必要なこととは?
http://www.shirayu.com/letter/2013/000471.html -
ビジネスでは、
物事を伝えるために文書は必須。
事がスムースに進むかどうかは
文書の書き方次第なところもあります。
本日ご紹介する本は、
ビジネス文書の戦略的な書き方、
そして書くための考え方を紹介した1冊。
ポイントは3つ
「短く書く、構造化、波」
「短く書く」
文が長いとそれだけで理解しにくいもの。
そして、単語が難しいとそれだけで、思考が停止します。
ビジネスでは事実を伝えることは基本ですが、
なんでもかんでも詰め込むと焦点がボケます。
伝えるべきは、相手にとって意味のあること。
相手が必要なものだけに絞り込みましょう。
「構造化」
重要なことは、相手にどうしてほしいのか?
相手に言いたいことを決めましょう。
その上で、伝えたいことの全体と要素を明確にします。
そして、読み手に「文章の全体像」「次の転換点」「現在地」を
伝え続けること。
どこに向かっているのかが、わからないと読み手は不安になります。
「波をつくる」
読み手が共感しないのは、
内容が読み手の理解度、疑問、感情、立場にあっていないとき。
ビジネス文書で最も強い力をもつのは”事実”ですが、
理解を深めるには、”比喩”が有効です。
相手の立場や知識レベルを考えながら
何をどのように伝えればいいか考えてみましょう。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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意思やロジックを正確に伝えたいときは、書きモノが一番
文が長いとそれだけで理解しにくい
事実と推測、客観と主観を混ぜないこと
漢語を減らしてやさしい言葉にする
形容詞を定量化する
言いたいことが絞り込まれた文章を目指す
大事なポイントには必ず数字か実例の論拠を加えること
わかりやすいかどうかは書いた当人は判断がつかない
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◆目次◆
序章 なぜ書いても書いても伝わらないのか
第1章 短く書く―絞り込む!
第2章 構造化する―5つの型で迷わせない
第3章 波をつくる―読み手の心に寄り添う・揺らす
エピローグ 学びを技に変えるために
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複雑な文章を自分が伝えたいことに分割することをわかりやすく説明している。それが結局、プレゼンにつながるという話。
だから、相手に何か伝えたいことを平易な文章で行いたいときにはピッタリの文章。物語性のある文章の場合は少し弱い気がします。 -
伝わる書き方 2013/11/9
著:三谷宏治
著者は大学卒業後、外資系コンサルティング会社に就職。以来19年半、ボストンコンサルティンググループ、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。現在金沢工業大学教授の他に、早稲田大学ビジネススクール客員教授、グロービス経営大学院客員教授等を務めている。
活字となった文章は、そもそもヒトにとってわかりにくものである。「聴いてわかる書きモノ」にすることがそれを解決する。この本では、そのための「書き方3戦略」1.短く書く2.構造化する3.波をつくるを根底として以下の5章によりその真髄を説明している。
①なぜ書いても伝わらないのか
②短く書く 絞り込む
③構造化する 5つの方で迷わせない
④波をつくる 読み手の心に寄り添う・揺らす
⑤学びを技に変えるために
書名「伝わる書き方」 十分に伝わりました。
著者の能力からすればもっと深くもっと複雑に書こうと思えば書くことは出来る。しかもその方がより著者にとっては容易であった。
本書の素晴らしい点は何よりも誰が読んでも理解できる理解しようと思えるレベルまでわかりやすく落とし込んで書かれているということである。
新しい言葉、難解な言葉は出てこない。全て簡単にかつ理解できる表現に変換されかつ物事の本質をしっかりと捉えた著者だからこそここまでシンプルにそしてしっかりと体系的に書くことで出来ている。
わかっていてもそれはわかっていなくて、またスタートラインに戻るというのが書き方に対してのイメージではあるものの、本書は全てを理解しそれを使っていきたいと思う良書である。内容が簡単で分かりやすいからと言ってそれを自分がすぐに出来るかと言えば違う。しかし、出来上がりのその状態を知っているのと知っていないのでは成長のスピードも大きく変わる。
奥にちらほら見える本質には今の自分ではなかなかたどり着けないが早くその姿を明確に見えるようになりたい。 -
書き方という物は本当に難しいもの、なんせいくら自分が伝えようとしたとしてもそれをとらえる人たちが別な方に向いてしまえばそれで終わり。
言ってみれば短く書いて構造化して波を作る確かに簡単そうには見える。しかしこれを求めることが暗に敷居が高いという事も分かっていなければならない。
現代人はあまりにもやらなければならないことが多い。それに加えその情報量もバカにならないぐらい増え続けている。書くことの大切さと同等に情報を取捨選択するだけの技術も必要だという事も同時に感じる。 -
書いてあることはなるほどと思うが、同じことを何度も要約して読ませるのでうざい。今、どこにいるのか理解するのに地図がいる。PowerPointの書き方としてはそこそこだが、伝わる書き方ではお粗末。
腹立ってきた。 -
勉強。勉強。短く書く→構造化する→波をつくる。ちゃんと意識しよ。
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書き方のポイントがぎゅっと詰まってる本。
何度でも読み返したい。