悪ノ大罪 悪食娘コンチータ

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569814551

作品紹介・あらすじ

悪ノ大罪シリ-ズ第2弾。楽曲『悪食娘コンチータ』を元に、この世の美食を極め、さらなる食材を求めた美女「バニカ・コンチータ」を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 今までのシリーズ含めあれだけの登場人物がいるのにきちんと書き別けが出来ていて感心した。双子の謎などまだ分からない部分も多いので、今後の大罪シリーズがどうなるか楽しみ。
    楽曲の語られなかった部分も知れてて満足だった。
    少し省かれている部分やもう少し充実して欲しい所もあったが全体的に良いと思う。双子の謎などまだ分からない部分も多いので、今後の大罪シリーズがどうなるか楽しみ。
    挿絵のコンチータが格好良くて可愛い。

  • 大罪シリーズ2作目です。
    まだ2作目ですが、悪魔に憑かれたり悪魔と契約した者の中で、バニカ嬢は1番格好良い最期を迎えた人だと思います。
    逆に悪魔を喰らうとは…バニカさん強いですね(笑)

    双子の存在ってあの2人だったんですね!
    そして、バニカ嬢とカルロス王子は生きて結ばれて欲しかったです…。

  • グーラ病ってそんなのだったっけ…。
    前の作品の設定がもううろ覚えです。でも違った気がする。
    常にお腹を満たしておくことが対処法なのだとしたら、余計にもっと食生活を管理した方がいいのではないでしょうか…。とりあえず食べまくるというのは下策というかなんというか。
    とりあえず満腹感を満たしておけばいいなら、もっとやりようはあると思うけどなあ。
    病気の症状として、正気を失わせるというものがあるのなら、仕方ないのかもしれないですけどね。

  • コンチータと元婚約者の愛が胸に染みた。

  • 大罪シリーズ第二弾。……とか言いつつ、初めて読んだボカロ小説。これに嵌って他の本の購入を決めたほど。
    コンチータ領に女の赤子が生まれた。彼女の名はバニカ。彼女の父は美食家で知られており、バニカ誕生の祝いには食材も運ばれてきた。その中に紛れていた幻のバエムという食材は怪しくもあったがどうしても食べたかったムズーリはシェフの忠告も聞かずに食べ、周りのものにも勧める。しかしこのバエムは悪魔と契約しており、翌日から一人づつ謎の死に方をしてしまう。魔術師に相談したところ、腹を食物で満たしておけば死なない、との事。それからムズーリたちは何を犠牲にしても食べ続けた。結局生き残ったのはバニカとムズーリを含め三人だけだった。
    このように、食に関するエピソードがメニューの分だけある。どの話も面白いが、特に最後のバニカ自らのカニバリズムはワクワクした。グロテスクな描写も多いが、それほどグロさは感じない。

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