- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569805610
作品紹介・あらすじ
空の美しさのひみつと、いま空で何が起きているかがわかる写真集。地球を彩る231の空模様を収録。
感想・レビュー・書評
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図鑑と名売っているだけに、豊富な写真量で満足。ちょっとした雲博士になれそう。写真も、きれいなシーンを撮っているのがポイント。
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いつの間にか、妻が買ってきていたシリーズ。
曇ってこんなに種類あったんだっけねと、読みながら思いました。
内容は、一つ一つの写真がとても綺麗で、説明の文章もわかりやすく簡潔にまとまっていました。
もう少し子供達が大きくなったら、お庭で空を見上げながら、この本を開けたら良いなぁと思いました。 -
NDC451
「「うろこ雲が広がると3日以内に雨」など「天気のことわざ」と共に美しい空の写真を200点以上掲載。美しい写真と解説で空のふしぎが全部わかる!」
【著者紹介】
気象予報士、空の写真家
内容説明
空の美しさのひみつと、いま空で何が起きているかがわかる写真集。地球を彩る231の空模様を収録。
目次
雲の章(雲は10種類に分けられる;すじ雲―すじ雲が並んで広がったら傘を用意 ほか)
光の章(天使の梯子―天使の梯子は晴れ間を教えている;朝虹―朝虹は雨、夕虹は晴れ ほか)
季節の章(春 光の季節―春うららと嵐;夏 暑の季節―日本の夏は高温多湿 ほか)
天空の章(飛行機から;オーロラ ほか)
著者等紹介
武田康男[タケダヤスオ]
1960年、東京都生まれ。気象予報士。日本気象学会会員。日本自然科学写真協会会員。東北大学理学部地球物理学科を卒業後、高校教諭(地学)、第50次日本南極地域観測隊(越冬隊)を経て、日本教育大学院大学客員教授、武蔵野大学非常勤講師などを務める。気象写真の撮影は約30年に及び、空の探検家として、国内外で撮影した空の写真や映像で多くのファンを魅了し続けている -
子供向けかとおもいきや、雲だけでなく、光の章・季節の章・天空の章などがあり飽きずに眺められました
写真がすごく綺麗で大人も楽しめます
特に昭和基地から見た夜空や暁天、南極から見る空などが美しかった
惜しむらくは、雲・空の俗称がページ毎に載っていて、英語名まであるのに、漢字の読み方(右の解説ページに出てくれば書いてあるが)がなく、調べました(^-^;
久しぶりにゆっくり空を眺めてみたくなりました -
とてもきれいだった
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天気の観察図鑑。
というサブタイトル通り、各種雲の写真には、その雲が出た後の天気の予報が書かれている。
例えば、『ひつじ雲のすき間に雲が見えると雨』など。
天気の観察図鑑なので、理系の本なのだが、掲載されている写真がとてもキレイで、それを見るだけで、癒される。
『刷毛ではいたような雲、虹色にきらめく雲、空に刻まれた光の柱・・・・。美しい空にはそれぞれ名前があり、それが生まれた理由がある。古来より受け継がれてきた雲の名前、空の名前。名を知れば、空からのメッセージなわかるようになる。空を見上げよう。空があなたに語りかけてくるだろう。』
帯に書かれたこの文章。
素敵だなと思います。
空は、地球上の地形や自然が変わっても、その姿はずっと同じ。
その姿を古代の人も見ていたはず。
何千年もの時を経て、同じようなものが見えるって、ロマンだなーと思う。
雲の章
光の章
季節の章
天空の章
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天気の観察図鑑。理系の科学実学の書のはずなのだが、雲の写真があまりに美しく思わず芸術の書と見紛うほど。様々な雲の形があり、様々な舞台を借景とした目にも鮮やかな絶景がある。意味もなく涙が零れ落ちてきそうな光景に心は癒された。
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夜の雲は、穏やかな変化で、どこかのんびりしている
それは、太陽の日射しがないので、上昇気流が少ないから
秋の雲は、空気が乾燥していることで
太陽があまり赤くならず、まぶしい状態で沈む
つるべ落としといわれるのは、そういうわけ
空気分子は、太陽の青っぽい色を
多く空に散らばす
都会は、もややチリが多いので、
光の分散を妨げる
山の上は、都会に比べて空が青く見える
一日の終わりにきれいな写真を眺めて
幸せだなーと思う -
雲の分類、成因を教えてくれる。と共に、美しい。雲以外の空の現象も見せてくれて、眺めるだけでも楽しい。
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新刊コーナーで見かけて、写真の美しさに思わず借りてしまった。
雲の名称や、天気の変化を予測することわざや言いならわし、美しい太陽の様々な変化、季節の移り変わりなど、ふんだんに掲載されている見惚れるような写真に添えられた、気象予報士でもある著者の解説やコラムがまたなかなか興味深い。
「はじめに」もいい。
すじ雲が出たら雨、うろこ雲が一面に広がるときは低気圧が近づいている、飛行機雲がすぐ消えないと天気が悪くなる前兆、こぶ状雲は水分を多く含み重くなって落下しつつある状態なので大雨の恐れあり、など、知ってて損はない。覚えとこう。
ゲリラ豪雨、竜巻発生など、気象に関する関心が高まっている昨今、「観天望気」を心得るのもまた一考かもしれない。