「正しい失敗」の法則 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569802923

作品紹介・あらすじ

「もっと違う仕事がしたかった」「毎日が充実していない」「10年後の自分が想像つかない」…。20代、30代ビジネスパーソンが感じている不安や悩みに直接答える本。「まずなくすべきは残業」「コンサル流・仕事を面白くする工夫の仕方」「鍛錬のために恋をせよ」等、ユニークな実践的アドバイスも満載。大逆転の成功ルール23。

感想・レビュー・書評

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  • BCGからDIを創業し、今は会長の堀さんの本。

    タイトルから予想できる通り、よくある失敗の先に
    成功があるというパターンの本です。
    言いたいことは巷の本とそう変わらないのですが、
    堀さん自身の失敗談がたくさん掲載されており、
    日本有数のエリートもこんな失敗をしてきたんだなと
    少しだけ安堵すると同時に、挑戦する大切さが
    身に染みてわかります。
    (エリートが故の失敗もあるのですが、まぁご愛嬌。)

    「20代30代の内の差はそう変わらない、ここからが勝負」
    という言葉は、元気が出ますし、
    「自分の幅を広げるためには恋愛をしろ&旅をしろ」というのも、
    興味深かったです。
    元気の出る&勇気のもらえる本です。

  • 仕事で失敗した日に買いました。
    失敗から学ぶことは多いけれど、やらかしてすぐの時にはやはりこたえます。

    こちらの文庫特有のクールなデザインの表紙と裏腹に、内容は「大人向け 道徳の教科書」といった趣き。
    どうやらビジネスシーンではかなりアグレッシブかつ怖い上司のようですが(笑)大きな実績を残すだけあり、それだけの人物ではないことが伺えます。
    どんな仕事でも一人ではできず、経験を積めばそれだけ後に続く人たちを率いる機会も増えてくるので、この方は一癖も二癖もある後進を諭す才にも長けているのでしょうね。

    若者たちのことを闇雲に煽ったり難癖をつけたりすることなく、何故やるのか、やった結果自身はどうなったのか、また何をするにも遅すぎることは滅多にない(芸術やスポーツだけは、幼少期の積み重ねが大事だと述べています)と言った話で励ます内容になっています。

    女性の労働問題に関してだけは少し読みが浅いような気がしたので、マイナス1。

  • 将来に挑戦しようとしている今の自分にとって良いアドバイスになった。過去の転職から得た教訓も織り交ぜながらのストーリー仕立だったので読みやすかった。

    □小さな問題であっても「その原因は何だろう」と、常に考える。そしてその解決策を周囲と話し合う。
    □「一点で光れ」自分が得意だと感じる能力を伸ばす。
    □転職の起点は転職を考えるのが「面倒臭い」と思わなくなったとき。
    □「人を裏切った」という事実は、君に一生ついて回る。
    □踏み出す勇気と、引き返す勇気。この双方を持っていなければ、挑戦の途中で自らの道を見失う。

  • もとBCG堀さんの本。
    書いてあることは既に言われていることがおおいですが、改めてそうだよなぁ~と思う内容が多数。本を書くために事前のリサーチをしているところも好感が持てます。
    簡単に読めるのでオススメです。

    ということで気になったところです。
    ・残業をしない人間はどれだけ仕事が増えても残業することはなく、残業で仕事を解決しようとする人間はこなせる量の仕事がすくないのに残業を辞めることが出来ない
    ・ビジネスで一番重要なのは何が問題なのかを考えること
    ・人には論理力、構成力、暗記力、計算力、直観力、想像力、自己実現力がある
    ・立場・年齢の違う人に会う
    ・本当にその人との人脈を作りたいのであれば、モノや金の頼み事はしない。かつ「こいつはなかなか面白いやつであうと参考になる」と思わせること
    ・「目的」について間違えるひとはいないが、「方法」については大いに間違いが存在する
    ・満足のいかない現状を打破するために最大限の努力をする
    ・かわいがられるやつになれ
    ・過去の手本を真似るのはケチなこと。そのやり方で間違えたらバカ
    ・根気、根性に加え、正直、素直、謙虚が必要

  • 図書館

  • 堀氏の本を読んでみたくて手に取った。学歴、留学、読書、転職、お金と様々な視点から経験に基づく持論を展開。若者に一読を勧めたい。

  • いつも通りの堀節炸裂という印象。
    失敗を恐れることないのは大事だけど、その前にきちんとやるべきことはやろうねという真っ当な話です。ぶれないのはもうわかってきたので、この人のこの手の本は新たに読まなくても大丈夫かな。企業分析とかそういう話をもっと掘り下げて行くか・・・

  • 正しい失敗とは?

    →挑戦はしっと表裏一体だが、挑んだ先にこそ幸せがある
    方法論ではなく、何が問題かを常に考え続けることが大事
    金や名誉といった世の中の価値観ではなく、自分の物差しで判断する
    自分の意見を数回ブラッシュアップした程度では自分のものになっていない
    失敗するうちにやりたいことが見えてくる
    失敗の研究は改良に繋がらない
    正しい失敗の先には学びがある

  • 読みやすく、シンプルで分かりやすい良書。堀さん自身が今までどういう人生を歩み、様々な選択をどのように下したかをもとにして、若者向けにアドバイスを書いている。

  • 今までの自分とあてはまることが多かった。
    これから先と人生の修了まで参考にしていこうか。

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著者プロフィール

ドリームインキュベータ会長

「2017年 『戦略の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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