- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569801797
作品紹介・あらすじ
百年に一度というべき大相撲の大変革期に、いったい何が起こっているのか?朝青龍のヒール人気のすさまじさ。時津風部屋新人力士死亡事件の醜悪さ。大麻問題、八百長問題の本質。当日枡席の醍醐味。そして白鵬、稀勢の里への期待-。幼少の頃から相撲に親しみ、二十一世紀に入ってどっぷりと大相撲にのめり込んでいった著者が、現代力士たちの奮闘を、深い愛情を込めて語る。専門家やジャーナリストがけっして書けなかったことを論じ、メディア報道のデタラメさ加減に苦言も呈する、画期的な大相撲論。
感想・レビュー・書評
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大相撲の大変革期であるここ数年、場所に足繁く通い、幕下あたりから熱心に観戦する著者が、色々な所に書いた文章をまとめた一冊。
一連の騒動の時、マスコミの報道姿勢に「嫌な感じ」を持ったのだが、その違和感はやはり正しかったのかもと思う。
再び相撲人気が高まっているが、強すぎる横綱に対抗できる日本人力士がそろそろ出てきてほしいと切に思う。
本の性質からして仕方ないとは思うが、あまりに重複の記述が多くて残念。
相撲愛好家の一人として、内容は納得できる事ばかり。暴力団排除という理由で開館と同時に一階入口でチケットチェックをする事によりたくさんの相撲の熱心なファンががっかりしたのは事実。
相撲スキャンダルにより多くの有望な力士が消えてしまった訳も、なるほど、と思える。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022/8/19購入
2023/1/15読了 -
子供の頃好きだった相撲を大人になってまともに見たのは、お父さんの入院付き添いの時だった。毎日4時からイヤホンを貸し借りしながら一緒に相撲観戦。そして、今のブームは偶然いただいた枡A席一番前のチケット。鳥肌なんてものじゃなかった。また行こう。行ける機会を大切にしなくては。と改めて思った一冊だった。
メモ:当日枡席2枚、枡席B2枚も購入可能。2013.01 -
面白いんだけど、色々な連載をまとめたものだから内容が被っている話が多すぎ。ただ、幕下が一番おもしろいと書いているあたり本物だと思う。
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いろいろな雑誌に書いた文章の中から、大相撲について書かれている者を集めた一冊。内容の重複が多いが、仕方がないことなのでしょう。