「赤毛のアン」が教えてくれた大切なこと (YA心の友だちシリーズ)
- PHP研究所 (2013年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569783093
作品紹介・あらすじ
小学5年生で読んで以来、中学、高校、大学、そして今も大好きな『赤毛のアン』から受け取ったお金で買えない宝物を、脳科学者の茂木先生がおすそわけ!「生きる力」と「幸せになる力」。
感想・レビュー・書評
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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他
『赤毛のアン』をとりあげた、中学生向けの自己啓発本。
『赤毛のアン』が男性目線から語られることがあるのか、なんて思って手に取りましたが、
アンシリーズを男の子が読んじゃいけない、なんてことはないんですよね。
自分がアンシリーズにのめり込んでいたときに思っていたことがやさしい言葉でわかりやすく語られていて、いろいろ腑に落ちる感じ。
改めて、アンが真っ直ぐに成長して行ったのって、本人の気質もあるけれど、いろいろな奇跡と偶然があったんだよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コンプレックスの固まりなのに、嫉妬しない。
自分を強く持って、流されない。
同年代の人とだけでなく、幅広い年代の人と交流を持って、友達になれる。
田舎の小さなコミュニティが、機能している。
子供たちに読んでもらいたいです。 -
大人が読んでも面白い!
想像力、行動力、自分の人生を楽しむ秘訣だと再認しました。一つの章が短く、あっという間に読めました。赤毛のアン、また読んでみたくなりました。オススメです。 -
茂木さんと 赤毛のアンと イメージがつながりにくい感じも
したが 男性の中に赤毛のアンが好きな人がいるというのは
とても心強い。
赤毛のアンは茂木さんにいわせると 嫉妬しないのだそうだ。
嫉妬しないから あんなに前向きに強く生きれるのだろうか…
アンは。
アンの生き方に心が惹かれた茂木さんは 女性的感性も
持ち合わせているのかもしれない。 -
これこそ、セレンディピティ=偶然の幸運に出合う能力!アンとまた出会った‼
諦めず行動し、大事なものに出合ったものに気付き、例え、価値観が違ったとしてもそれを受け入れることをした人にセレンディピティは訪れる。
人が成長する時とは、人はそれぞれ違い、それぞれ良いところも悪いところもあり、それを認めることができた時である。
子供は一人の人として大人扱いしてもらう代わりに、論理的に考え、自分の行動に最後まで責任を持つこと。 -
感受性は人間がもつ素晴らしい素質で、それが周囲の人に影響を与えるし、何より自分が成長するというメッセージが、気持ちを抑えがちな今の自分に響いた。
また、受験や就職で親しい人と別々の道を歩むこともあり、別れがきたように思うけれど、もっと先で、同じ社会にいる者として再び繋がるというメッセージもあり、子育て中の私は「親と子もそうなんだろうなぁ」と感じた。中学生の娘にも勧めたい一冊。 -
赤毛のアン、久しぶりにDVDで観て、この本を読んで見たら、イメージができ読みやすかった。
今、読むと自分があたり前だと思うことが書いてあり、あー私はもう大人なんだなぁとしみじみ思いました。子供の時の見方とはやはり違いますね笑。
でも、この作品は今の子供達にどう響くのだろうか?と考えてしまいました。
アンのように想像力を働かせるところはこれからの時代にも必要だと思いました。 -
赤毛のアンを全く知らなくても内容を理解できました。中高生向けの本であったようで壮年になってから読むと若い頃に出会っていたかったと思える本です。
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茂木健一郎さんの『赤毛のアン』の読書感想文だと思って読むのも楽しいよ。
(カウンター担当/bee)平成28年9月の特集「職員おすすめ」