妖精のぼうし、おゆずりします。 【小学1年生 2年生からの本】 (PHPとっておきのどうわ)

  • PHP研究所
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本棚登録 : 273
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569781280

作品紹介・あらすじ

ドールハウスをつくるハルカおばさんのところへでかけたミユ。おばさんは今「小さなぼうし屋さん」をつくっているところです。ところがおばさんは、大きなウインドーに飾る特別なぼうしがつくれないと悩んでいました。いくつもつくっては、どれもこれも気に入らないと言うのです。そこでミユは、使わなくなった小さなぼうしをもらうことにしました。そして、ぼうしに飾りをつけて、以前出会った妖精パピーにゆずってあげようと考えました。▼夜、ぼうしをおばさんの庭のベンチに置いておくと、次の日には、ぼうしがすべてなくなっていました。そして、「明日、ウエディングベールにお祝いのししゅうをするので、ミユにも手伝ってほしい」というパピーからの手紙が置いてありました。▼ミユは、ねこのシルバーと一緒に妖精の世界へと向かいました。そして、パピーと再び出会うことができたのです。▼女の子に大人気の著者、あんびる先生がおくる心温まる幼年童話。

感想・レビュー・書評

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  • <あらすじ>
    ハルカおばさんがいまつくっているのは、すてきな「ぼうし屋さん」
    ところが、そのウインドーにかざる
    [とっておきのぼうし」だけが、いくつ、つくっても
    気にいらないのです。
    <かんそう>
    ミユが、パピーとあえたことがよかったです!!!

  • こんにちは、みちみちです。
    私はいろいろな小説や絵本の感想をかいています。どんなものの感想をかいているか知りたかったら、本棚をみてみてください。

    これは、女の子「ミユ」のお話。ママの妹ハルカおばさんが小さいぼうしをたくさん作っていました。そのあといろいろあって、ぼうしのいいアイディアが思いつきました。いいアイディアとは...?それが知りたかったら買ってみてください!
    いろいろなぼうしがあって、自分が好みのぼうしまで見つかりました。このぼうしやさんが本当にあったらなーと思いました。

    また、楽しい本の感想もかくので、よろしくお願いします!べつに、毎回見てほしいわけではありませんから、無理して見なくていいです。さようなら!

  •  

  • かわいい~

  • 妖精の世界に行ってみたい‼️(小2)

  • 自分の宝物をお下がりとして手放して誰かに贈る…
    トイストーリー3のテーマをあんびる先生早くもやっていたのか…

  • ようせいがミユがつくったぼうしをつかってるシ一ンが大すき!

  • ミユの心の成長に心が温まる。妖精の世界に入っていくところも良かった!

  • ◆しっぷうの妖精パピーから手紙がとどき、ミユは、ふたたび妖精の世界へむかいました。ハルカおばさんがいまつくっているのは、すてきな「ぼうし屋さん」。ところが、そのウインドーにかざる「とっておきのぼうし」だけが、いくつつくっても気に入らないというのです。こうしてあまってしまったぼうしを、ミユはもらったのですが…。


    (^^)<Comment
    前巻で、妖精パピーと出会ってから、ミユはハルカおばさんのお手伝いでお店にちょくちょく顔を出すようになったみたい。

    おばさんが今回作っているのは「ぼうし屋さん」ですが、作っても作ってもショーウインドウの目玉になるような納得の「とっておきのぼうし」が完成しない…。
    ぼうしだけが増えてしまい、ドールハウスには飾りきれないので、ミユはそのぼうしをかわいくリメイクし、妖精たちにバザー品として譲ることを考えます。

    20~21ページのぼうしのイラストが描かれたページがすごくかわいい!
    あんびるさんの本は、こうしたアイテムだけのイラストページや注文書のページがフルカラーになっていて、すごく魅力的♪
    まるで、物語の世界に入り込んで、自分もそのアイテムを実際にみている気分になれるから。

    帽子バザーは妖精たちに大ウケで、ミユはまた妖精パピーに呼ばれて、おばさんの飼い猫のシルバーと一緒に妖精たちの世界にやってきます。
    そこで妖精たちと一緒に、ウェディングベールの刺繍をするお役目を引き受けます。
    これまた、ベールのカラーページがすごくすてき♪

    このベールは、「だれかのもの」じゃなくて「妖精から妖精へとゆずられてきたもの」で、たくさんの想いがつまったすてきなベールでした★
    お花の刺繍も、みんなで1つをししゅうするきまりで、結婚式があるたびに1つずつ1つずつ増えていった思い入れのあるものでした。

    ここで、導入の設定が、急に活きてくるのがおもしろい!
    物語序盤、お気に入りのブラウスを着ようとしたミユは、そのブラウスが自分にとって、すっかり小さくなってしまっていたことに気がつきます。
    そこでママが「誰かにゆずってあげたらいい」と提案するのだけれど、思い入れのあるブラウスをだれかにあげちゃうのはなあ…と適当な理由をつけて、遠慮するの。

    でも、妖精たちとのやりとりの中で、ミユの心に変化が起きて、あのブラウスもただ眠り続けるより、だれかのもとでまた新しい想い出を作ったほうがすてきなんじゃないかって気づくんです!


    ママの「だって、それはミユが大きくなったしょうこですもの。大きくなるのは、からだだけ? ううん、心も同じくらい大きくなってるの。だから、ミユがまえよりずっと、すてきな女の子になったしょうこなのよ」というメッセージも印象的…☆

    妖精たちとの出会いが、ミユの心の成長に大きく貢献していることは言うまでもないですね…♪

  • とっても素敵な帽子ばかりてみていて楽しいです。

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著者プロフィール

群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。 テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る。主な作品に、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ(以上、岩崎書店)、「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、『せかいいちおいしいレストラン』、「こじまのもり」シリーズ(ともにひさかたチャイルド)、『妖精の家具、おつくりします。』『妖精のぼうし、おゆずりします。』(ともにPHP研究所)などがある。
公式ホームページ「ちいさなしっぽ協会」http://www.ambiru-yasuko.com/


「2023年 『ムーンヒルズ魔法宝石店6 いじわる魔女とルビーの秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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