声に出して、わかって、おぼえる! 小学生のための論語

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 196
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569778129

作品紹介・あらすじ

本書は、人気教育学者として活躍する著者が、『論語』の言葉を小学生向けにやさしく解説したものです。『論語』の言葉を厳選し、「勉強ができるようになりたい」、「友だちと仲良くしたい」といった、小学生がぶつかりがちな悩みを引き合いに出して、わかりやすく説明しています。▼親が子どもに伝えたくても、うまく言葉にできないこともあります。そんなとき、長いお説教をするよりも、『論語』を読ませたほうが、人生で大切なことが子どもに伝わるでしょう。苦難の時代を生き抜いた孔子の言葉は、先の見えない社会情勢の中、仕事や人生に悩みや迷いを抱えながら生きる多くの人々の心に訴えかけます。子どもの頃から『論語』の言葉に親しんでおけば、人生で悩んだり迷ったりしたとききっと役に立つ、一生の宝物になります。▼鮮やかなカラーとやさしい言葉で楽しみながら『論語』を学ぶ、親子で一緒に読みたい一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 【夢ゼミ2010年07月オススメ本】
    巷では論語ブーム。本書は斉藤孝さんが、小学生向けにやさしく解説。大人が人生の要所要所で論語を引くように、子どもの直面するような場面に合わせた解説があるので、自分で本書を紐解くことができます。
    もちろん親子で楽しんだり、そこから大人向けの本に当たってみたりすれば、より智恵が深まるに違いありません。暗誦したり、書写してみたりと、味わい深い原典であるからこそ、工夫して楽しんでください。

  • ドキッとする厳しい言葉だと感じるところもあるけれど、本当にそのとおりです…と納得します。孔子✕齋藤孝、最強です(笑)

  • 第一章どのように行きたらよいか? 11
    第二章勉強ができるようになりたい 15
    第三章友達と仲良くするには? 12
    第四章世の中の役に立つ人になりたい 9

    各章ごとにいくつかの言葉を簡単に解説していてすごくわかりやすい。合計47。
    各章終わりに小話もあり、解説の後半は現代の事柄に置き換えて例え話と、至れり尽くせりな内容。

    絵が無いので、文字が読めて頭の中にイメージ作れるレベルだったり、ある程度生活における経験がないと理解できないかも。
    解説の後半に書いてあるのがいかにも高学歴で育ちの良い人の表現なので、これをいわゆる小人に理解させるにはどうすれば…と少し疑問。

    難しいけど、これをイラスト化してもっと下を救えるなら、アホみたいな自己啓発本が乱立する世界でカモになっている人たちのためになりそう。
    最古の自己啓発本。とても良い。

  • 子供向けに書かれた論語の説明は、大人にも役立つ内容。読み聞かせる事で印象に残り易い。

  • 斎藤先生の一言がとっても分かりやすいです。
    クリスマスプレゼントに買いました。
    子供はよく自主勉の宿題でこれをうつしています。
    (#^.^#)

  • 子供に伝える論語という観点から読んでみたが、初学者の私にも分かりやすく書いてあって、体にスーッと入ってくる。
    オトナにもオススメ。

  • 子供にも教えてやろうかなと思ってとりあえず買ってみた論語の本。
    著者は博学者 斎藤氏。
    小学生3年生からなら十分読めそうな内容ではあったが、大人が見返してもためになります。
    忘れていたことを思い出させてくれる。

  • H22年6月 6-1
    H23年 5月 6-2

  • いいと思います。
    見開き1ページに論語から抜粋した1語とその解説があります。
    全て読み仮名もふってあります。
    子供が1人でも読めるように作られていますが、うちの子は1人では読みそうにないので、1日1ページ寝る時に親子で一緒に読み進めていきたいと思います。

    まだ素直な1年生くらいのときに1回読んで、中学年・高学年くらいの時にもう一度読み直すのもいいかもしれません。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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