人は誰でも作家になれる―最初の一冊が出るまでの101章 (PHP文庫)
- PHP研究所 (2003年10月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569660516
感想・レビュー・書評
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書きたいように書きたいことを書きまくる。
一つの話しを完結させる。
孤独が人を強くする。
先ずは締切日を設定して、それまでに仕上げる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の経験による講演会で、聴衆を眠くせず、話すことができる話すのが上手な人1位で、私が凄いと思う中谷彰宏さんの本で、朝活で出会ったライターの方が、おススメの絶版本だったので読んでみた。この本を読むと、私も漠然といつか情報発信したいと思っていたが、そのために何か書きたくなったし、だれでも作家に本当になれる気がする。「作家になっていなかったら自殺をしていたか、死刑になっていた。」というところに、中谷彰宏さんほど普通の人見えても、作家にならないと犯罪者になるくらいのエネルギーを抱えて精神的に落ち込みそうな時があったのかと思った。たしかに、小学三年生の頃毎日自由帳に小説を書いて、担任の先生に提出していた頃を思い出し、そうやって精神的なバランスを取っていたんだと腹落ちした。
書きたいことから、書けば、書き出せる。応募しない懸賞は当たらない。今日書くものは、今日しか書けない。
著者紹介のところに、「※本の感想など、どんなことでも、お手紙を楽しみにしています。他の人に読まれることはありません。僕は、一生懸命読みます。中谷彰宏」と書いてあってまた、惚れ直した! -
職業作家になりたい人向けに書かれた本で、いまひとつピンと来ない部分が多かったが、文章はおもしろかった。
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さらっと読めて、ちょっとその気になれる。
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ああ、自分のやっていることは間違いないんだなと思いました。もともと、中谷さんの本は大好きで一時、100冊くらい持っていました。
そのうちに、知らず知らずのうちに中谷さんに本の書き方を教えてもらっていたようです。
私も文章を書きますが、思うように書き進められないとき、この本を読み返して心の励み、物書きに戻れるきっかけになれればと思います。
中谷さんの本らしくすぐに読了できました。 -
『人は誰でも作家になれる』とは、
ずいぶんと面白いタイトルだと思い手にした。
なるほど、これは作家志望の人に的を絞り、
どうしたら作家になれるのかを示すものだ。
見開き右側に中谷氏が今までの体験から得た味わいある教訓というか
名言が短く一文書かれている。
左側はその説明。簡単平易であるがズバッと核心をついた説明である。
さらさらと頭に入り込み、読了するのに30分とかからないだろう。
悩む前に動け、準備が整わないうちから始めろ、完璧を目指すな、
メモから始めろ、マネから始めろ、という具合。
これは作家に限らず、何かやりたいこと、
目指すことがある人には誰でも共通することだ。
音楽家もそうだし、いわゆるサラリーマンだってそうだ。
パラリと偶々開いたページにヒントがあるかもしれない。 -
〜最初の一冊が出るまでの101章〜
本を出版してくれるから本を書くのではなくて、本を書きたいから本を書く。
たとえ自費出版をするとしても車を買うよりは安い。
そこから広がりが出る場合もある。
本を書くときの心構えが、軽快なタッチで語られています。
中谷さんの本は、サラサラ読めて、しかも心に残るので大好きです。 -
11017
02/10
『「人は誰でも作家になれる」by中谷彰宏』
今年こそは兼業ライターからワンランクアップしようと思い
こんな本に手を出してみました。
わたせせいぞう氏の手になるオシャレな表紙を開くと
右半分全体つかってドーンと章題、
左半分には大きめの活字で数行の文章、という体裁で
30分もあればラクに読み終えることができそうです。
バカにしてるわけではありません。
中谷氏の著作はどれもみな、ある意味「箴言集」に近いものではないかと思っています。
長々と論理を並べるのではなく、要点だけを記してある。
だから読者の胸に強く印象づけられる。
相田みつを氏の日めくりカレンダーのように、どこかデスクの脇にでも置いといて
1日1章ずつ紐解いてゆく。
そんな読み方が効果的でしょう。
あとは実践すればいいのです。
そうすれば中谷氏の言うように人生、成功するでしょう。いや、ほんとに。
今回の記事は、カンのよい方はお気づきでしょうが
中谷氏の文体をマネてみたつもりです。
たぶん失敗してます(笑)。
(本のある時間)
http://www.timewithbooks.com/volunteer_blog/blog/member/004/000001658.html -
■1年間に40冊もの本を書くという
中谷さんですが、最初の一冊目を出すまでに
10年を要したといいます。
10年間書き続けた原稿は、
すべてボツ原稿ということです。
しかし、その10年の蓄積があるからこそ、
年間40冊もの本が書けるのだ、というのです。
・1冊の本は、400字詰めの原稿用紙で、
300枚の量になります。・・・
1日1枚書くだけで、
1年で、365枚になります。(p19)
■それ以外にも、
ライターのバイトをする、
作家のマネをする、
シナリオを書いてみる・・・
といった訓練をしていたようです。
作家とかライターとか自称されている方は、
どれくらいいらっしゃるでしょうか。
書くのは好きなんだけど、
仕事にするほどではないんだよね、
という人も多いのではないでしょうか。
■最近では、ブログに書いているうちに
出版社の目にとまり、
出版されている方もいるようです。
もちろん、出版のハードルは高いでしょうが、
好きなら、まず書いてみるということが
いいのでしょう。
・文豪ドストエフスキーもバルザックも、
ギャンブルで負けた借金を返済するために、名作を書きました。
・・・書かなければならないというところにまで、
自分自身を追いつめることです。(p27)
・清書のつもりで
書いたものより、
落書きで
書いたものの方が、
いい作品が
できる。(p92) -
くどくど書かれてれてない所が、好感が持てました。
それが、心にグググーっと入ってきたりします。