こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん

制作 : 菊地敦己  国井美果 
  • 美術出版社
3.98
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本棚登録 : 630
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784568430738

作品紹介・あらすじ

ミッフィーと一緒にオランダの画家フェルメールさんの絵を見てみよう。

こどもと一緒に絵画を鑑賞したら、どんなに楽しいことでしょう。
こどもたちのまっさらな目に映る名作絵画は、きっと「なぜ?」「なに?」でいっぱい。既存の解釈には収まらない、奇想天外でユニークな視点に満ちていることでしょう。
そこには、意外な気づきや発見が待っているかもしれません。
大人だって、見落としているなんてもったいない。
たとえば日本でも人気の高い、オランダを代表する画家・フェルメールの絵は、こどもの目にはどう写るでしょうか。
さあ、一緒にこどもの目になって、ミッフィーと名作絵画を見ていきましょう。
そして、こどもと絵について話してみませんか?

感想・レビュー・書評

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  • まるでミッフィーと一緒にフェルメールの絵を見て回っているようなきぶんになれる絵本。解説役はミッフィーのおとうさん!

    「このおんなのひとは なにか おりょうり しているね。 どんなあじが するのかな?」
    「うでが ずいぶん ふといのね」

    「きれいな あおい ぬの。あかい くちびる。ひかる しんじゅの みみかざり」

    「おーい カーテン あけたままだよ」

    ミッフィーの飾りのない素直な感想におばちゃん(私)メロメロ。
    お子様と一緒にフェルメール観賞などいかがでしょうか。
    巻末に各絵画のプチ解説がついています。

    北斎やマティスバージョンもあるらしいです。

    • やまさん
      5552さん
      こんばんは。
      いいね!有難うございます。
      やま
      5552さん
      こんばんは。
      いいね!有難うございます。
      やま
      2019/11/21
    • 5552さん
      やまさん
      こんばんは~。
      いいね!とコメントありがとうございました。
      やまさん
      こんばんは~。
      いいね!とコメントありがとうございました。
      2019/11/21
  • 自分へのご褒美で蔦屋書店ディレクションの本1500冊があるという芝パークホテルに行ってきました

    この本は夕食のときにホテルスタッフが私のテーブルに置いてくれたものです。チェックインのときにロビーで「ぐりとぐら」を読んでいるのを見られて選書したのなら、なかなかいい仕事をされてるなぁと(ちなみに1人での宿泊です)

    それはさておき・・

    ミッフィーもフェルメールも好きなので手に取ってみたわけですが

    ミッフィーのお父さんがミッフィーへフェルメールの絵を解説していく流れの本で、「牛乳を注ぐ女」を見たミッフィーが「うでが ずいぶん ふといのね」ってさらっと悪口を言うので吹きました

    毒舌設定でしたっけ、あのウサギさん

  • 3y9m
    子供と楽しめる。どちらかというと私が楽しんでいる。夜勤前、子供のリクエストに応えて。

  • 2020.5.7
    ミッフィーが大好きな2歳の娘へ。
    まだ先だろうけど、いつか一緒に絵を観ながら語り合えたらいいなと思い購入。

    ミッフィーの素朴な質問で、大人だけど色々想像できて楽しかった。

    子供のうちから綺麗な絵画に自然と触れられる機会を作れる、素敵な絵本だと思う!

  • 9歳息子と読了。

    こどもと絵で話そう

    というのがコンセプトらしい。
    幼いミッフィーの視点で語られるかわいらしい感想に、お父さんが受け答えする形式ですすめられる。

    親視点では、絵画を手軽に絵本で楽しめて、かわいいミッフィーもついてくる。
    巻末には詳しい説明も載ってるので2度楽しめる。

    たぶんこの本は大人が喜ぶ本なのかもしれない。

    何度か無理矢理美術館に連れて行ったものの、あまり興味を示してくれなかったうちの家庭にはぴったりかも。
    混雑してるとこども連れでは行きにくいし。
    本物を見てほしいという気持ちもあるけど、作品を見ながら対話する、という目的ならばこういった本のほうがずっと良い気がする。

    図書館で借りてきたのだけど、これは購入しても良いかもと思った。とにかく再読しよう。

  • ミッフィーがフェルメールの作品を紹介してくれます。

  • フェルメールの絵を見ながら、素直な感想を言うミッフィーがとても可愛らしく、その視点にもハッとさせられる。
    パパのアドバイスもまた博識で勉強になる。
    小さなお子さんの絵画入門には最適なのでは。

  • ミッフィーがお父さんにフェルメールの絵を質問したりしながら案内する、わかりやすい解説書。小難しい解説書より、絵を素直に楽しめる。小さなお子さんの絵画鑑賞入門に。読んだら、マウリッツハイス美術館展に行きたくなるよ。

  • フェルメールの作品を様々な視点で見れた。人によって解釈も違うんだな…ミッフィーだからこそ子供とみたらいいかも。

  • ミッフィーとお父さんとお母さんがフェルメールの絵を観る。ミッフィーの質問やおしゃべりにお父さんが答えていく。フェルメールの作品「牛乳を注ぐ女」「デルフトの眺望」「小路」「真珠の首飾りの少女」「手紙を書く女」「真珠の耳飾りの女」「少女」「レースを編む女」「窓辺で手紙読む女」「手紙を読む青衣の女」「ディアナとニンフたち」「絵画芸術」(55ページ)
    ※子どもの素朴な質問に解説してくれているので、わかりやすい。美術館に行くとき、こんなお父さんがついてきてほしい。

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著者プロフィール

菊地敦己 構成 菊地敦己(きくちあつき)アートディレクター。1974年東京生まれ。武蔵野美術大学彫刻科中退。95年、在学中よりデザインの仕事を始める。2000年ブルーマーク設立、2011年解散。同年、株式会社菊地敦己事務所設立。主な仕事に、青森県立美術館のVI計画、ミナペルホネン、サリースコットのブランド計画、雑誌『「旬」がまるごと』のアートディレクションなど。主な受賞にJAGDA新人賞、東京ADC賞、ニューヨークTDC賞など。作品集に『PLAY』がある。

「2011年 『ぐるぐるちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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