ゲージ場の量子論 (1) (新物理学シリーズ 23)

著者 :
  • 培風館
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本棚登録 : 112
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784563024239

作品紹介・あらすじ

本書は近年飛躍的発展を遂げてほとんどその面目を一新した場の量子論-特にゲージ場の量子論の解説書である。基本的なところから詳しく説明されているので、量子力学の初等的予備知識で十分理解できる内容となっている。

感想・レビュー・書評

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  • 日本語の本ではおそらく最も詳しく厳密に議論された本のうちの一冊。ゲージ場の解説とありますが、基本的な場の理論の話は一通り解説されています。ペスキンなどを読んでわからなかったことがこの本ですっきりしたりすることも多々ありました。第5章のゲージ場の議論が非常に高度で難解。拘束系の量子化を詳しく扱ってる本はあまり無いので貴重。初学者には少々厳しいかもしれないけど、2冊目以降なら…とか思って挑戦してみたが、やはり難しかった。

  • 多くの方が指摘するように、第5章 ゲージ場の量子論におけるBRS変換に関する記述が本当に素晴らしい。
    全体的に難易度は大学院レベルだが、ペスキン、中西、大貫、武田、藤川、西島とゲージ場についてはとことん読んできて、この本の記述でやっと腑に落ちる部分がいくつかあった。

  • 2015年度 理学図書室 貸出第17位
    2017年度 理学図書室 貸出第15位

    理図書 420.8||Sh59||23 11120738

  • 2巻に関しては読み終わってないのでなんとも言えないが1巻は大体読んだ。拘束系の力学はこの本で最初に勉強した覚えがある。ただし、この本もあまり見通しの良い議論はしていないと思う。

  • 隙のない書き方でしっかりまとまってる本.

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