- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562054718
作品紹介・あらすじ
「自分で一からお寺を作りたい」。サラリーマン家庭の息子が日蓮宗のお坊さんになって、二十代でお寺を開いた。首都圏ベッドタウンのお寺需要の調査から始まって、街の中の架け橋となるお寺をめざし、若き住職は奮闘中!
感想・レビュー・書評
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『#お寺はじめました』
ほぼ日書評 Day415
最終版の一言、ご存知の方には有名な表現かもしれないが、かなり参った。不幸とは「感情」であり、幸せとは「意識」なのです。
跡取りではなく、新たに寺を立ち上げ、新規に旦那を募るために、街頭に立ち、ティッシュを配る。
借家やマンションの一室から始めることもある。ローンのあるうちは、宗教法人となるための「寺院」とは扱われない。
葬儀社に雇われる「モグリ」の坊さんもいる。(筆者の)日蓮宗の僧衣をまといながら「南無阿弥陀仏」と唱える輩もいるのだとか。
落語や講談も、ルーツは「法話」にあり、「説教」の最後に蝋燭の芯を打って消すから、僧侶が大トリを取ること転じて「真打ち」という。
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お寺といっても宗教本という感じではないです
ビジネス本のよう
事業を立ち上げる感じですね
信念を持ってすすめていくことに勇気をもらえます
他の章ではお坊さんになるまでの事
修行している心の動きがわかってよかったです
●お布施は、お坊さんに対するお礼の気持ちではなく
ご先祖様や仏様に対する感謝の気持ち
自分の命は自分で生み出したものではなく
引き継がれたもの 命に感謝してお返しする
●児童相談室があったり病院に臨床仏教師がいたり
社会とつながってきている
実は自分のおじいさんは、お坊さんなんです
生まれた時にはもういなかったけど
この本を手に取ったのは、心の隅っこに思うことがあるのかな
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この本を読んでから、お葬式に参列することになって
行ってきました
戒名を決めるとき故人の話を聞いたり
説法の内容を決めたり
そんなお坊さんの気持ちを近く感じました
・このお坊さんドラマチックなお経を読まれる方で
オペラのようでした!
宗派の違いだけじゃないような気がする
お若い方だったから、ロックバンドとかされる方だったりして!QUEENのような盛大な(笑)
なんちゃって妄想入ってしまいました -
お寺を始めるって何?と思い読んでみた。サラリーマン家庭で育った著者は、15歳で出家し、日蓮宗のお坊さんになる。継ぐ寺のなかった著者は、国内開教師の資格試験を受験し、晴れて日蓮宗の国内開教師第二号となり、埼玉県でお寺を始めた。お寺といっても見た目は民家。ティッシュ配りをして宣伝をする。こんな生き方をしている人がいるんだ、と新鮮だった。日蓮宗の百日に渡る修行はあまりに過酷だった。12時就寝で2時起床って…。そりゃ気も狂う。
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こんな風にお寺も建てられるのだと新鮮でした.強い気持ちで臨んでおられるので,きっと発展していくことでしょう.
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各宗派が都市での開教に取り組んでいるのが分かった。