私がホームレスだったころ:台湾のソーシャルワーカーが支える未来への一歩

制作 : 台湾芒草心慈善協会/企画 
  • 白水社
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本棚登録 : 129
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560097939

作品紹介・あらすじ

台湾の10人のホームレスと、彼らを支援する5人のソーシャルワーカーの人生を鮮やかに描くルポ。行政と民間による貧困支援のあるべき姿とは。

感想・レビュー・書評

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  • ◆人生の浮き沈み 歴史と重ね [評]山本薫子(東京都立大教員)
    私がホームレスだったころ 李玟萱(リー・ウェン・シュエン)著:東京新聞 TOKYO Web
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/133001?rct=book

    私がホームレスだったころ - 白水社
    https://www.hakusuisha.co.jp/book/b582857.html

  • 状況やシステムは結構違っていたり、存外似ていたり。そうか、台湾は結構小さい。書き手が一人なので読みやすかった。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/766665

  • ふむ

  • 368鶴舞所蔵
    期限なのでいったん返却
    他西、南、名東、瑞穂にしかない

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054764

  • 2021年 97冊目

    台湾のことならなんでも知りたいワタクシ。

    こんな本があるとは知らなんだ。
    と思ったら、台湾のホームレスに関する日本で初めての本らしいです。

    台北にある神様のデパートと言われてガイドブックにも必ず載ってる超有名なお寺の「龍山寺」のお向かいにある、「艋舺公園」はホームレスの集まる公園。

    龍山寺に行く時はMRTで地下から上がってしまうので、艋舺公園をちゃんと見た事はないけれど、見かけたホームレス風の人たちを思い浮かべながら読みました。

    私が何度か行った龍山寺はいつも天気が良くて青空の背景に派手なお寺が映えてる。その反対側にはこういう生活をしている人たちがいる。

    「知る事」しかできないけれど、「知る事」によって広がる世界はあると思いたいな。

  • 台北国際ブックフェアグランプリ受賞作。
    『路上生活者が永遠に社会の片隅に追いやられたままだとは限らない。適切な支援や寄り添いさえあれば、どの人も変われるし、社会復帰も可能である』

    台湾の10人ホームレスと、彼らを支援する5人のソーシャルワーカーを描く。
    著者だから可能であったインタビューを中心にしたノンフィクション。

    『本書が望むのは、私たちから見ると曖昧で、不可解で、だからこそあっさりとホームレスの名によってパッケージングされ、且つまた避けられてしまう一群を、一人一人の人間に戻すことである』

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00615946

    台湾の10人のホームレスと、彼らを支援する5人のソーシャルワーカーの人生を鮮やかに描くルポ。行政と民間による貧困支援のあるべき姿とは。
    (帯より)

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著者プロフィール

作詞家、作家。国立暨南國際大学成人生涯教育大学院修士。
921大震災(台湾中部大震災)後、被災地の再建に尽力する。台湾原住民族部落再建同盟、台湾長老教会921コミュニティー再建機構、台湾原住民族学院促進会などの機関で働き、台湾中部で8年間暮らす。2012〜13年に台北の萬華コミュニティー大学と萬華社会福祉センターの共同運営による「ホームレス絵画教室」のアシスタントを務め、ホームレスと知り合う。台湾夢想城郷協会のマイノリティ・観光ガイド養成に参加し、ボランティアとして観光ガイド用テキストとインタビューを執筆。本書で2018年度台北国際ブックフェア・グランプリ(ノンフィクション部門)、金鼎賞受賞。
夫の死を描いた『失去你的三月四日(あなたを失くした三月四日)』(宝瓶文化、2008年)は、台湾の中視テレビによりドラマ化され、第51回金鐘賞で四部門にノミネートされた。現在は作詞家として数多くのテレビドラマの主題歌・エンディング曲を手がけている。

「2021年 『私がホームレスだったころ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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