- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560097496
作品紹介・あらすじ
執筆にあたっての技術的なノウハウや考え方から米国出版業界の舞台裏に至るまで、当代随一の書き手がノンフィクションの極意を伝授。
感想・レビュー・書評
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第1稿を書き切るまでの苦しみ。えいやと削ったことで思いがけず文章が平明になったことの喜び。言葉を書く人なら、きっと勇気づけられる1冊。
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古き良きアメリカの出版文化。読み物として非常に興味深い。とくに、カードを作るためのソフトウェアを開発してくれた会社の社長の話とか、ニューヨーカー誌のファクトチェッカー、文法チェッカーのお話とか。編集長のものごしとか。
自分もノンフィクション書いてみたいけど、体力がないと無理かもしれないなあと思いました。
『第四稿』(英文ではこれが本全体の題名になっている)の内容は、作品の推敲の仕方を知るうえでとても参考になりました。いま、私は推敲がとても辛くって。楽しくできるようにというか、なるべく苦痛を和らげられるように工夫をしているのですが、やっぱりつらいです。この方は、その作業が楽しいとおっしゃっているので、とてもうらやましく思いました。 -
●期待していたものと違っていたが、取材や本の構成の話はおもしろいと感じるところがままあった。
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そんなに参考にできる部分は無かったが、「時制に注意を払う」という手法は、ノンフィクションでも使えるのだなと新鮮に思った。真似できるかはさておき。
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技法というよりほぼ自伝、まずコレ自体に技法必要
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有用なところもあるが、まとまりがあるとは言い難い。著者のファンで作品をよく読んでいる人でなければ、「技法」を学ぶためにわざわざ読むほどではないと思う。