第三帝国の到来(上) (第三帝国の歴史(全六巻))

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560096642

作品紹介・あらすじ

ビスマルク帝国から、第一次世界大戦、ヴァイマール共和国、ナチが権力の座に就く1933年まで、総合的に物語る通史の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ナチスの第三帝国がどのようにできあがったのか、第一次世界大戦のいろいろな負の遺産を背負ったワイマール共和国の歴史を辿りながら、追いかける歴史書。名作イアン・カーショーの「ヒトラー」とは全く違う角度から、いろいろなことを考えさせられる。原著の魅力から、★5つとしたいところだが、訳が酷く、誤植も多く、高い値段を払って購入する読者に失礼なのではないかと感じるので、★減。白水社が興味深い本の日本語訳を出している貢献度は大きいと思うが、訳・編集の質のばらつきが大きいのが残念。

  • 東2法経図・6F開架:234.07A/D27d/1/K

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著者プロフィール

ケンブリッジ大学で近代史欽定講座担任教授を務めたドイツ近現代史家。2012 年、学術的功績を称えてナイトに叙される。編著の抄訳『ヴィルヘルム時代のドイツ――「下から」の社会史』、D・ブラックボーン及びG・イリーの論文を合わせて共著という形を取った『イギリス社会史派のドイツ史論』、単著の『歴史学の擁護――ポストモダニズムとの対話』(以上、晃洋書房)、『力の追求 ヨーロッパ史1815-1914 上・下』(白水社)の邦訳がある。

「2018年 『第三帝国の到来(上)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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