レーニン 権力と愛(上)

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560095850

作品紹介・あらすじ

ロシア革命100周年記念出版
 ウラジーミル・レーニンは、史上初の社会主義革命であるロシア革命を成功に導き、多大な影響力を及ぼした革命家だ。レーニンは、後継者と目されたトロツキーやスターリンほか、革命同志の誰にも信を置いていなかったという。レーニンとはどのような人物だったのか? 本書は、書簡などの新史料を駆使して、その人間像と真髄に迫る決定版。
 1870年、地元きっての名士の家庭に生まれたレーニンは、恵まれた環境で成長する。兄アレクサンドルへの憧憬、その兄の処刑を契機とする帝政への憤怒、欧州各地での反体制地下運動の組織、国外を転々する亡命生活、第一次世界大戦の勃発、封印列車での帰国と権力掌握など……激動のロシアと国際情勢を絡めながら、レーニンの波瀾に満ちた活躍が読みやすく、精彩に叙述される。
 全編の通奏低音に、レーニンと妻ナージャ、愛人イネッサとの三人の生活があり、同志的関係で結ばれ、三者ともに心を許し合っていた。本書は、人間模様と逸話を通して、その人生と時代を活写する傑作評伝。作家は『東欧革命1989』(白水社)のジャーナリスト。

感想・レビュー・書評

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  • レーニンについてはまったく知らないのでひらいてみたが、長くて読めないが、レーニンの演説、対立的な論法、嘲笑その他のレトリックは有名だったのね。

  • 東2法経図・開架 289.3A/L54s/1/K 

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著者プロフィール

1956年、ハンガリー・ブダベスト生まれ。幼少時に家族とともに難民として母国を離れる。ロンドンの『イブニング・スタンダード』紙で主任論説委員を務め、『ザ・タイムズ』『デイリー・メイル』など数多くの新聞社で活躍。東欧共産主義政権の崩壊、旧ユーゴスラヴィア紛争などを報道。著作『ハンガリー革命1956』『東欧革命1989 ソ連帝国の崩壊』(以上、白水社)は高い評価を受けている。

「2017年 『レーニン 権力と愛(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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