プラハ、二〇世紀の首都:あるシュルレアリスム的な歴史

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (722ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560095829

作品紹介・あらすじ

ベンヤミンの精神を引き継ぎ、「魔法の都」プラハに花開いた数々の芸術作品を渉猟しながら、ポストモダンの前史を読み解く画期的論考!

感想・レビュー・書評

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  • 建築とか写真の章だけのつまみ食い読みもお奨め!

    「十九世紀の首都 パリ」の如き喧騒とは無縁の古都プラハ。その無菌室のような環境で純粋培養された知られざるモダニズムと「退廃芸術」の数々…カフカ達の文学作品、先進諸国を凌駕する写真芸術、ル・コルビュジェやアドルフ・ロースら国際的建築家を惹きつけた都市空間…ベンヤミンの方法を駆使して、意外にもプラハは東欧ではなく実は西欧の堂々たる「首都」だったことが明らかとなる!

    建築史研究室1年

  • ふむ

  • 日本に紹介されていない、マイナー?な芸術作品と出逢えるかも。。。

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    文化都市の相貌とポストモダンの「目覚め」
    ベンヤミンの精神を引き継ぎ、「魔法の都」プラハに花開いた数々の芸術作品を渉猟しながら、ポストモダンの前史を読み解く画期的論考!
    https://www.hakusuisha.co.jp/book/b372481.html

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著者プロフィール

1950年、英国ケント州生まれ。エセックス大学、ダラム大学で社会学を学ぶ。グラスゴー大学、カナダのアルバータ大学で教鞭を執ったのち、英国ランカスター大学で文化史を講じる。現在、アルバータ大学名誉教授としてカナダを拠点に研究に従事。邦訳書に『社会とは何か』(D・フリスビーとの共著、恒星社厚生閣)、『資本主義とモダニティ マルクスとウェーバーによる知的探険』(晃洋書房)がある。1990年代後半よりボヘミアの文化史研究に力を注ぎ、19世紀のチェコを対象としたThe Coasts of Bohemia: A Czech History (1998)に続いて2013年に本書を刊行。アメリカ歴史協会主催のジョージ・L・モス賞、チェコ文学研究所主催のF・X・シャルダ賞を受賞したほか、2013年『フィナンシャル・タイムズ』紙の「ベスト・ヒストリー・ブックス」に選出された。現在、「プラハ三部作」の締めくくりとなるPrague: The End of History(仮)を執筆中。

「2018年 『プラハ、二〇世紀の首都』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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