地獄の淵から:ヨーロッパ史1914-1949 (シリーズ近現代ヨーロッパ200年史 全4巻)
- 白水社 (2017年2月22日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560095362
作品紹介・あらすじ
今日の世界を形成した20世紀の諸力を解明
本書は、1914年から1945年の30年間を、二度の世界大戦と間断のない国境・民族紛争に見舞われた「三十年戦争」(地獄)ととらえ、欧州全域を網羅し、その後の新たな秩序を展望する、圧巻の「20世紀史」だ。最新研究を踏まえ、戦争、政治、経済、社会のみならず、豊富なエピソードを交えた文化と時代精神までも取り込み、奥行きは深い。ナチズム研究の世界的権威のカーショーが、独自の構成と解釈で激動の時代を俯瞰しつつ、個々の事象を平易に語り、興趣が尽きない。歴史家アントニー・ビーヴァーが、「非の打ちどころがない学識に、賞賛すべき明快な思想と筆致を兼ね備えている」と本書を推薦し、欧米主要メディアも大絶賛する歴史書だ。
ペンギン・ランダムハウス社の「ヨーロッパ史叢書」から、本書の続巻となる20世紀後半史、カーショーの『分断された大陸 ヨーロッパ史 1950‐現在』(仮題)と、リチャード・エヴァンズの『力の追求 ヨーロッパ史 1815‐1914 上・下』(仮題)を、「シリーズ 近現代ヨーロッパ200年史 全4巻」として刊行予定。
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