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- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560090862
作品紹介・あらすじ
1945年夏、日本人も犠牲となった「三叉山事件」をモチーフに、ブヌン族の少年の成長を描き、台湾・中華圏の文学賞を制覇した感動の大作!
感想・レビュー・書評
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第二次世界大戦後の台湾、戦争中は花蓮にいたハルムトは戦後は村に戻ってきていた。
そこに、アメリカの爆撃機が不時着したから捜索隊が編成され、ハルムトもその隊に加わる。
この事件はハルムトに戦争の記憶を思い起こさせた。
花蓮で大切な義兄弟ハイヌナンを花蓮で亡くしたことを。
物語はハルムトとハイヌナンの出会いから始まる。
双子のどちらかは生まれてすぐに間引かれないといけないという村の掟を破って小学生まで育った兄弟は、しかしあっけなく兄は死んでしまった。
残された弟、ハルムトはブヌン人のハイヌナンと出会う。
二人は兄弟の契りを交わす。
成長するにつれ、二人は花蓮の街に出て働くと同時に、野球選手として活躍する。
しかし、戦争の影は台湾へも迫っていた。
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<書評>真の人間になる 上・下:北海道新聞デジタル
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<書評>真の人間になる 上・下:北海道新聞デジタル
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/918149/