- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560081051
作品紹介・あらすじ
パリ2区モントルグイユ通り51番地にある「ストレール」は創業1730年、パリでもっとも歴史のある菓子店。創業者のニコラ・ストレールは14歳のとき元ポーランド王スタニスワフ・レシチニスキ公の厨房で働き始め、ヴェルサイユ宮殿でルイ15世夫妻のパティシエを務めたのち、自分の店を開いた。本書はピエール・リエナール、フランソワ・デュトゥそしてクレール・オーゲルが、現在の「ストレール」に残る古い記録やレシピ、その他の史料をもとに"ニコラ翁が書き綴った日記"という形でまとめたものである。
感想・レビュー・書評
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なんか思ってたのと違う
でもこれはこれでよし。
すごく現在の時勢とリンクするところがある。
興味深いレシピがいろいろあったけど、実際作ると違ったものが出来るんだろうなぁ
オレンジのラタフィアくらいはそれっぽく出来上がるでしょうか?
本当のジェノワーズってパイ生地なのかぁ
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ただのうんちく本だった。
へたな小説風の箇所のおかげで冗長な印象。 -
歴史
食 -
パリの老舗パティスリー「ストレール」創業者のニコラ・ストレールが曾孫のために書き残した日記という体裁で書かれている。フィクションだが、店に残る古い記録やレシピ、史料を参考資料として書かれている。ニコラ・ストレールは14歳の時に、元ポーランド王タニスアフ・レシチニスキ公の厨房で働き始め、娘マリア・レシチニスカ(マリー・レクザンスカ)がルイ十五世と結婚する際に、一緒にベルサイユ宮殿に移り、ルイ十五世夫妻専属パティシエとなった。宮殿と5年間働いた後、「ストレール」を開店した。
日記の中には当時のレシピが67点紹介されている。イラストはあるが、写真はないので、知らないお菓子を想像するのは若干難しい。
レシピの他にお菓子の歴史、菓子職人の世界、生活や文化、フランス革命前の社会の様子なども描かれているのは面白い。ただあまり大きな変化がないので盛り上がりがなく、少し読みづらい。 -
日記部とレシピ部のバランスが悪くて読みにくい。レシピも似たようなのが続き飽きる。せっかくフランス革命前夜なのだからもっと風俗を描いたら良かったのに
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語り口が素敵。
もうよだれがたれそうだなあ。 -
2/17 読了。