- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560035979
感想・レビュー・書評
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3人で読んでみたい。
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たとえば彼(彼女)はなぜそんなに性交したいのだろう?と考えたとき
そこに3つの理由を見出すことができる
ひとつめは、相手をつなぎとめておきたいから
ふたつめに、性欲を満たしたいから
みっつめは、男(女)になりたいからである
このみっつめが非常になんというか、不毛な願望なんだよなあ、と思う
社会的な自己実現のための性交ということになるが
「女の腐ったようなやつ」なんて表現もあるように
性的な誇示にまつわる自信というのは
つねに喪失の危機にさらされているように思う
その悩みがあるから、人は一神教の神に憧れることもあるのだろう
ところで、日本国民にも実質的な一神教時代というのはありました -
誰もが、精神的に歪んだ部分を多少なりとも持っている。
でも、自分の妄想で、自分が助けられていることもあるよね、きっと。 -
3人の役者と椅子2個で出来る芝居の台本。
メリハリ効かせて演じられたら面白く出来そうだなぁと思いました。
僕は立原の役がいいです。意表をついて男女逆のキャストとか面白いかも。 -
なんとも小難しい内容。
芝居の稽古の一環として読み合わせたけど、やはり難解。
でもすごく心にグッと来る。 -
大好きなお芝居。
精神科医と、精神病患者と、オカマちゃん。
わたしは是非、オカマちゃんを演じてみたいです。 -
何が真実で何が愛か。鴻上さんの中ではこれが一番好き。
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「私の愛する人は
精神を病んでいます
ですが、私は、
とても
幸福です
あなたが私を必要とする限り
私は変わり続けられるのです…(以下略)」
っていう最後のセリフが好き。
妄想の中の妄想の話だと私は思うんだけど。
この本読み終わると、今まで生きてた自分の世界と違った世界が見えてくるような気がします。舞台も観てみたいな〜。 -
話は大好きなんですが。うちの会社の好感を抱けない上司が、高橋さんに似てるからすごく微妙。