- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560027035
感想・レビュー・書評
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杉浦日向子に捧げられている作品。最後には、アラーキーと杉浦さんの対談。もう癌闘病中だった頃の杉浦さんとの。よかった。(11/4/23)
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私がアラーキー贔屓だからかもしれないが、この本はとても面白かった。
彼はとても寂しがりやで、いつでも生と死を意識していて、写真と共に生きている人だ。
この本を読んで更に彼が好きになった。 -
アラーキーの写真集をよく見てみればいい。あの人は紛れもなく天才で、愛という獲得者しか語り得ないものを写真で語ることのできる数少ない人間だとすぐにわかる。
この本では勉強になることが多かったな。フレーミングとアングルの話だ。父親が死んだとき、その死んだ父親を写真に撮る。父親は顔を写されることを好まなかった。だからフレームアウトさせる。父親は職人特有のすばらしい腕をしていた。だからフレームに入れる。死んだ母親を写真に撮る。母親が一番美しく見える位置を探して、死体の周りをぐるぐる回る。こうしてアラーキーはフレーミングとアングルを父母の死から学んだらしい。 -
ハチャメチャだけど心のある人。
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アラーキー
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1105夜
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さくさく読める。
言ってる事はどの著書でも一緒だけれど、一貫して流れるものは
人肌の温かさだと思う。人情の妙。 -
荒木さんの写真や文章を読んだり見たりする時に、何故「頭がくらくら」してくるのか?その理由が分かったような気がしました。そうでしたか「まぜこぜ」でしたか、なんとなく納得。
巻末付録の「4時のヒナコへ」を読んでいるうちに涙がこぼれそうに…。 -
アラーキーかっこいい。話してるまんまの言葉で書かれてる(「あたし…なのよ。ハハハハハ」みたいに(笑))から読みやすくてあっという間です。写真もたくさん見られるからおススメ。
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最近アラーキーが気になるので読んでみる。今まで嫌いだった荒木への感情がゆっくりと解けていく気がする。