- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784540101977
作品紹介・あらすじ
草も野菜も微生物も自らが暮らしやすくなるよう、たえず土やお互いに働きかけながら生きています。この自然の営みを活かし、耕さず草を抜き取らず野菜が、草や微生物など菜園の生きものと共存、共育ちできる自然菜園のコツを紹介します。
感想・レビュー・書評
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市民農園で10坪ほどの区画を借りて野菜を育てています。
去年のテーマは「パーマカルチャー」だったので、それを意識してやってみました。が、当然ですが土もまだ不十分だったせいか野菜は例年ほど育たず、その代わりといっちゃなんですがハーブ類は豊作でした。周りの人に「自然農園やってるの?」と気づかれる程度には形になっていたとは思います。
実際に畑をやってると、無農薬は簡単なのです。みんなやってる。でも無施肥と不耕起が難しい。
どうしても栄養をあげたくなるし、耕したくなるのです。
でもそれをやりながらも「野菜をこんなに甘やかしていいのか」「土は毎年いったんリセットする必要があるのか」と自問自答していました。
自然のシステムを読み取り、人間も生態系の一員として生物多様性を保持する持続可能な環境を作り出す…という点では、パーマカルチャーの理念もこの本に書かれていることも同じだと感じました。
今年はこの本をもう一度読み直し、「自然菜園3ステップ計画」に沿って、初年度の大テコ入れから始めたいと思っています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
施肥も最小、草も抜かないという農法。
耕作もしないなんて、と思って読み進めたが、私が思い描いていた農法は土に無理をさせているらしい。
各コンパニオンプランツや、採種方法まで丁寧に解説されている。
追記
生やしてはいけない雑草、いい雑草が書いてあるのも参考になるんだよ。by Oさん -
一般向け、無農薬無施肥不耕起栽培のテキスト。
原理の説明も分かり易いし、具体例も多く、参考になる。
今まで冬場は庭を放ったらかしにしていたが、通年で管理して、もっと豊かな土を作りたいと思う。
読みながら実践したい。この本、買おう。 -
図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
クラブ・サークル名 園芸部
請求記号:626/Ta
所蔵館 2号館図書館 -
耕す必要なし
自然のままで畑をしようという作品。ベランダガーデニングではないが、楽しそうだったから借りた。
コンパニオンプランツとして、根っこを絡めるということを知った。また、刈り取った雑草によるマルチって発想も良いな。ためになったよ。 -
とても細かく分かりやすく書かれています。
かなり活用しています。 -
農作業意欲を掻き立ててくれる逸冊。根の状態を地上から推定するノウハウや自然環境のあり方に合わせた栽培方法など、自然菜園を持続的に維持管理する情報が盛りだくさん。
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草マルチによる畝の保守は支持者が多いんだなー。
本書は、種から行う苗作りの解説が丁寧だったので、メジャーな家庭菜園野菜の性質が根本から学ぶことができました。 -
今年は、この本を主テキストとして一年やってみようと思います。