眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話: 自律神経のギモンを専門医がすべて解説!

著者 :
  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537217766

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計発行部数100万部突破!心身ともに健康であるために最も重要な『自律神経』をテーマに、健康・実用ジャンルで制作する図解シリーズ最新作!

メンタルとも深い関わりがあり、乱れていると身体の不調を感じる人も多く、これまでも注目を浴びてきた自律神経。
人間の生命活動における働きの中で重要な“自律神経”とは、そもそもどういうものなのか、
また、“乱れてしまう”と出てくる症状の話や、即効性もある超カンタンな整え方、
さらに最近多い『ネットで自分の症状を調べると不安になる』という悩みの対処法まで、
初心者にもわかりやすく、専門医が全て解説します。
原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、不眠、過呼吸、めまい、動悸、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、
病院で検査しても血液検査は正常だし、原因がよくわからない…
という不安を抱える人の症状の改善にも貢献できる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 書かれてる「やるべきこと」は世の中の(まっとうな)健康情報と大差ないけど、なぜそれが自律神経を整えるのに良いのか、っていう説明が分かりやすいので他の類書に比べて飲み込みやすい。
    内容が薄いと捉える人もいるだろうけど、私はむしろ簡潔で分かりやすいと感じた。

    だいたい私のような不摂生人間が生活改善のために濃くて分厚くてデータびっしりの情報にアクセスするなんてハードル高すぎるんです。
    アクションのきっかけにするならこのくらいあっさりとした情報量で充分充分。
    むしろ何度も再読できるくらいの内容だからこそ、ことあるごとに生活を振り返る材料にできそうな気がする!

  • 原因不明の不調が続いていて、いろいろ調べていたら、自律神経の乱れが原因じゃないかと思った。
    自律神経とはどういうものなのか漠然とは知っていたが、まちがった知識も持っていたので、勉強になった。例えば、α波の出るヒーリングミュージックは自律神経を整える効果は期待できないということ。それよりも、自分が好きなロックを聴いた方が効果があることなど。
    本を読んで実践できることはやっていこうと思う。

  • 眠れなくなるかどうかはわからないが、自律神経を図解で説明していて、読みやすかった。
    この人の自律神経本は数冊読んだ事があるのですが、なかなかよいです。

  • 面白かったです。
    「自律神経を整えるには、腸が大事!」とは❕
    あと、「朝コップ一杯の水を飲む」、「口角を上げる」などなど、すぐに実践できる方法が書かれています。
    ぜひぜひ、読んでみてください。

  • 朝は起きられない、夜なのに眠れない人におすすめな本。

    学生の頃、自律神経失調症と診断された記憶がある。
    どういう病気かを親に聞いたら「よくわからない時にとりあえずつける病名だからたいしたことない」と言われた。

    私の人生が辛かったのは、この時に放置され、私自身も本を読むなどしなかったせいだろう。何年無駄にしたんだろうか。













    以下ネタバレ!!!!



























    緊張や怒りにはストレッチ。
    やる気が出ないときは、背筋を伸ばし手を大きく振って早足で歩くといい。

    朝はゆっくり過ごす。
    ベッドに入ったままストレッチ
    カーテンを開ける
    コップ1杯の水を飲む
    朝食をとる

    水を飲むときには「胃腸が活発になりサラサラな血液が体の隅々まで行き渡る」とイメージするのも良い。

    リラクゼーション睡眠
    夕食後3時間経ってから寝る
    39〜40℃くらいの風呂に15分浸かる
    (5分は首まで、残り10分はみぞおちまで)
    (冬は温度を上げたくなるが、温まり方は変わらないし身体に負担をかけてしまうからぬるま湯が良い)
    寝る前の動作をゆっくり行う
    スマホをいじらない

    緊張型睡眠
    就寝直前までスマホやテレビ
    昼のような明るい照明で過ごす
    食べてすぐ寝る
    熱い風呂に入る
    寝酒

    1日1回3分間、深呼吸の習慣をつけると整う
    1:2で、3秒吸ったら6秒吐く。
    空を見ながら深呼吸すると良い。

    休日に朝寝坊やダラダラ過ごすと疲れやすい体質になる。

    やる気スイッチをONにするのは大変だからOFFにする前にやれることをやり、夜はゆったり過ごす。
    頑張らないといけないときに頑張れないと疲労感を感じやすい。

    太っている人は自律神経が乱れやすく、副交感神経が大幅に落ちている人が多い。
    副交感神経は腸を動かすのに大切なため、
    腸内環境が悪い→消化吸収力が弱くなる→栄養素ではなく毒素ばかりで血液が汚れる→内臓脂肪が蓄積し食べてないのに太る→低栄養素状態で疲れやすく老化が早まる

    早食いはエネルギーを吸収しきれず体脂肪となって蓄積される。

    掃除や整理整頓は自律神経に良い。
    一日一箇所30分以内が良い。

  • なにかの不調は自律神経の乱れにつながっているらしいので、不健康な生活は改めて健康に良いことをして整えましょうってことですか。理屈がわかればなんとかなりそうだけど、そればかりになるとストレスになってまた乱れる。難しい。ひとつひとつゆっくりやっていきたいです。

  • 自分の健康を見直そうと思い読んだ。知ってることが多いのかな?と思っていたが、目から鱗なことも多く、勉強になった。そして、少し肩の力が抜けたように感じた。また見直したい。

    ★自律神経は乱れるもの。大切なのは乱れないように、乱さないように頑張ることではなく、乱れたときに元に戻せるリカバリー力。

  • 自律神経失調症という病名を気軽に使うのは違うと思ってたけど、結局漢方の考え方と同じなんだ、と理解したら、逃げの診断名ではなく、攻めの診断名として使うのはあり、と考えをあらためても良さそうだ。

  • まぁ割と基礎だけど大事シリーズのおさらいって感じ。

    1.自律神経とは 
    血流や体温調節や消化排泄を担う

    交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)分けられる
    交感神経が優位なときはアクティブ時
    副交感神経や風呂入ったり休みの時

    これが乱れると休んでも回復しなかったり精神的に疲れたり。
    良いと老廃物が出されて体調良くなったり
    原因は生活習慣とストレス。

    2.どうやって整えるか
    ①食事
    腸内環境を整える食事
    腸内環境と自律神経は連動している
    食物繊維を取るべき
    おならくさいとout

    ②運動
    最低1日20分のウォーキングのレベルでok

    ③メンタルケア
    ストレスや不安があると交感神経優位になりやすく、休めない
    ストレス解消は睡眠・運動・会話・笑う・入浴などをすべし
    不安は行動で解決すべし。
    不安は獣に襲われた時に出るのが発端。
    そのため、火事場の馬鹿力的な意味で出る物なので行動して不安を解決しよう

    そもそもメンタルを強くするには?
    →人は人、自分は自分の分けて考えること
    →自分のブレない価値観を持つこと

    3.自律神経を整える豆知識
    ①朝起きてすぐ水を飲む
    水を取ることで腸が目覚めて動き出す
    朝は口の中が菌が多いから、うがいをしてから飲むと良い
    水は常温のものを飲むのがベター

    ②夜は湯船につかる
    ポイントは39〜40度、
    最初5分は肩までつかり、
    残り10分をお腹の溝落ちあたりまで浸かるとベスト
    風呂上り90分後くらいに寝ると睡眠の質爆上がり

  • 【内容】
    『眠れなくなるほど面白い』シリーズの自律神経の話の本です。このシリーズは細かい分野に分かれており、内容もコンパクトでわかりやすいです。難解な専門書より読みやすくわかりやすいので基礎を知りたい方にお勧めです。

    【ビフォー】
    自律神経とゆう名前は知っているがどんなモノでどんな機能があるのかはよくわかっていなかった。

    【気付き】
    ココロや体の不調、肥満やストレスなど日々私たちが身近で感じているほんとんどの事において自律神経は関係していることに驚きました。1章〜5章まで項目が分かれていますが、どの章の話もおもしろいです。

    p.28で述べられている自律神経を整える最強の方法は、正しい生活習慣・適度な運動・メンタルケアの3つです。一見単純でそんなこと誰でも出来るだろうと思いますが、意識して継続できている人は少ないと思います。ごく基本的なことですが、この3つを意識するだけで人生が変わるといってもいいも思います。1つだけでなく3つのバランスが大事です。

    【TO DO】
    全ての章に大事なことがあるので、全部実践していく。

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著者プロフィール

1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。1992年、順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科を経て、順天堂大学小児外科学講師・助教授を歴任。
日本スポーツ協会公認のスポーツドクターでもあり、自律神経のバランスを意識的にコントロールすることで、心身のパワーを最大限発揮できることを提案。数多くのトップアスリートのコンディショニング、パフォーマンスの向上指導にかかわっている。自律神経研究の第一人者であり、書籍も多数刊行している。

「2022年 『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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