星に惹かれた男たち 江戸の天文学者 間重富と伊能忠敬

著者 :
  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535787582

作品紹介・あらすじ

二十四節気や七十二候で人気の太陰太陽暦は、旧暦ともいわれ日本的で古風なイメー
ジがありますが、実は天文学の知識なくして作ることができないカレンダーなので
す。

古くは、日本人初の太陰太陽暦を作った渋川春海(しぶかわはるみ)、西洋天文学を
応用した高橋至時(たかはしよしとき)と独自の天文からくり時計を発明した間重富
(はざましげとみ)や、天体測量を併用して高精度な日本地図を作った伊能忠敬(い
のうただたか)など、太陰太陽暦の周囲にいて、天文学にのめりこんだ多彩な男たち
を紹介するノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 歴史は好きだけど、はじめて暦法に足を踏み入れた。
    はじめてのコトバや人物に出会えて(笑)処理できません(笑)

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB17553774

  • これ、渋川晴海から伊能忠敬に至るまでの各人物に着目した、一大サーガが書けるんじゃないかなあ。北方謙三さんあたりに書いてほしい。
    そう思うくらい、本書に登場する人たちは魅力にあふれている。面白い。

    難点は、なんだか話がポンポン飛ぶこと。もうちょっと書きようがあったような。

  • 請求記号 440.21/N 53

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著者プロフィール

鳴海 風(ナルミ フウ):1953年、新潟県生まれ。東北大学大学院、愛知工業大学大学院、名古屋商科大学大学院それぞれで工学修士、博士(経営情報科学)、MBAを取得。1992年『円周率を計算した男』で第十六
回歴史文学賞。2006年日本数学会出版賞。『円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』(くもん出版)が第六十三回青少年読書感想文全国コンクール中学校の部課題図書。主な著書に『算聖伝 関孝和の生涯』(新人物往来社)、『江戸の天才数学者』(新潮社)、『美しき魔方陣』(小学館)、『ひらけ蘭学のとびら』(岩崎書店)などがある。

「2022年 『遊歴算家・山口和「奥の細道」をゆく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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