ヤバい医学部 なぜ最強学部であり続けるのか

著者 :
  • 日本評論社
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本棚登録 : 53
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535587403

作品紹介・あらすじ

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 受験生・医学生必読 !!
 歯に衣着せぬ著者が直言。
 医学部の“本当”がわかる。 
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医学部の魅力はなんでしょうか。
手に職をつけられること、専門医として高度な医療を行えること、
開業医として独立して働けることもあるかもしれません。

医学部は人気があり、入試の難易度はますます高くなっています。
一方で、私立大学医学部の学費は高いため、国公立大学を目指す
という方が多いでしょう。

そうした受験生や医学部を漠然と考えている方にとって、本書には、
役に立つことが盛りだくさんあります。たとえば、
  私が医学部を勧める理由
 医学界は「西高東低」
 大学病院の崩壊
 女子受験生差別の背景
 専門病院との競争に負けた大学病院
 医師になるなら地方を目指せ
 地域枠は勧めない
 海外の医学部で学ぶ ほか 
があります。

書名の「ヤバい」にはいろいろな意味が込められています。
まず、良い意味での「ヤバい」は、医師の免許を取得さえすれば、
しがらみにとらわれず、国をも超えて医療活動ができる
最強の資格(職業)であるという点です。

よくない意味での「ヤバい」は、昨年の入試不正や女性差別、
大学病院の経営が厳しい状況など、医学部を目指す人にも
知っておいてほしいことを包み隠さず紹介している点です。

他の医学部や医者の世界を紹介する本とは、一味違っています。
ぜひ手に取って読んでみてください。

感想・レビュー・書評

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  • 12月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_search/?amode=2&kywd=4311487294

  • んー。別にこれといっての情報はない。
    今までの焼き直し、といった感。
    毎年、データのアップデートをして出版してもそれなりの需要があるんだろう。

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著者プロフィール

上 昌広(かみ・まさひろ)
医師・医学博士/特定非営利活動法人(NPO)医療ガバナンス研究所理事長/ナビタスクリニック新宿内科医・行田総合病院非常勤内科医/星槎大学客員教授/元東京大学医科学研究所特任教授

1987年灘高等学校卒業/1993年東京大学医学部医学科卒業/1993‒94年東京大学医学部附属病院内科研修医/1995年東京都立駒込病院 血液内科医員/1999年東京大学大学院医学系研究科修了/1999‒2001年国家公務員共済組合 虎の門病院 血液科医員/2001‒2005年国立がんセンター中央病院 薬物療法部医員/2005年10月東京大学医科学研究所 探索医療ヒューマンネットワークシステム部門 客員准教授/2008年10月東京大学医科学研究所 先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門 特任准教授/2010年7月~2016年3月東京大学医科学研究所 特任教授/2015年12月~現在星槎大学 客員教授/2016年4月より現職

「2022年 『ポストコロナ時代に医学部をめざす人のための 医療の仕事大研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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