- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534049681
作品紹介・あらすじ
フランス系のポスト構造主義だけではなく、ドイツ思想、社会学の思想、アメリカの正義論、メディア論や倫理学、ブラグマティズムなど、現代を読み解くために役立つ思想を凝縮した、まったく新しい現代思想の入門書。
感想・レビュー・書評
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■細目次
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https://gyazo.com/9c04b019165a3b13da6d63adb1b71097詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多くの思想家の思想を知るきっかけにはなったがそれぞれの思想の紹介は少し物足りない部分もあった。
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再読。現代思想家50人ほどに対し、見開き2ページ程度で解説していくスタイル。筆者も言う通り「アクロバット」ではあるが、全くの誤りが書かれているということも無いと信じ、現代思想の大まかな枠組みを理解する為に利用。
マルクス、ニーチェ、フロイト、ウェーバー、ソシュール、ハイデガー、ウィトゲンシュタインを現代思想の開拓者とし、構造主義・ポスト構造主義などからなるフランス現代思想、フランクフルト学派を中心としたドイツ現代思想の解説。哲学と密接な関係を築くようになった社会学、ロールズの正義論を端として始まったリベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリアニズムの議論、それに加えて今注目される幾人かの思想家についての解説。 -
現代思想を学ぶ上での源流と、重要な思想家・哲学者の基本的な思想をさらっとおさえている。深く記述するというよりは、浅く広く紹介するという形なので、悪く言えば、一つ一つの記述が浅くてわかりづらいとも言える。
個人的には、別の本などでなんとなく知っていた内容を網羅的に思い出すのに使ったが、役に立ったと思う。
ここで興味を持って、より深い内容に進むというのでも十分に意味があるだろうと思う。
社会主義系の人については、「具体的な部分は語っていない」といった形で文章が締められていることが多く、著者のスタンスが少し垣間見えるような気はするが。 -
著者は玉川大学教授。現代思想のポイントがわかりやすく整理、解説されている。
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ざっと現代思想家の名前と思想内容が見開き4ページで次々と紹介されている本。
「こんな人がいたんだなぁ」と思えれば読んだ甲斐があると思う。 -
あまり集中して読み切ることができなかった。言葉選びは平易かもしれないが、どうしても「なぜそう話が繋がる?」と首を捻らざるを得ない箇所も多くあった。単に自分の前提知識不足なのか、音楽といい思想といい『現代』と名のつくものの難解さたるや。。
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人選がナイス。内容もコンパクト。ブックガイドがもう少しだけ詳しいと良かった。