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- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532356514
作品紹介・あらすじ
過度な悲観論、楽観論を退ける!「新常態」経済への移行はリスクに満ちている。中国は改革開放以来の大転換を乗り切れるのか?綿密なデータの分析、経済学の論理をもとに公式見解と実態とのギャップを明らかにし、歴史的な大調整の内実を捉える。
感想・レビュー・書評
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アジア社会論の参考書
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中国経済に対しては崩壊論から脅威論まで極端に振れがちだが、本書は中国国内の政策・方針を辿りながら、データを押さえていくことで、中立的にありのままを考えることができる。
一方、本書は中国政府の方針に多くのページを割くが、これまでの中国は巧みに経済戦略を練り上げ実行してきたものの、昨今その実行力に陰りが見える。経済自体が極めて大きくなったこと、金融分野中心に市場化が進展してきたこと、政治がむしろ逆戻りしていることなどが要因ではないだろうか。また本書の中には政府公式発表を解説している部分も多く、その点は読んでいて退屈に感じた。 -
332.22||Ka
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