「生き方」の値段: なぜあなたは合理的に選択できないのか?
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2011年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532354862
作品紹介・あらすじ
「幸せ」をいくらで買いますか?出産、就職、結婚、引っ越し、そして死…どうしてその「人生の選択」を下したのか?不合理な決断に潜むカラクリをわかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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モノ・生命・幸福・女性・仕事・無料・文化・信仰・未来。
9つのテーマ毎に、その値段について語られる。
どれも大変興味深いテーマであり、
何事もトレードオフであること、
立場が違えば、視点・考え方も異なることがよく分かる。
どちらに重きを置くのか?という決断を下す際の判断基準は、
改めて相手の立場に立って行いたいと思える。
ある事象の裏にある真実。
本書のように「値段」という切り口で考えるのは面白いかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
The price of everything ―
http://www.nikkeibook.com/book_detail/35486/ ,
http://www.eduardoporter.com/ -
全てのものには値段がある。
値段、とはお金だけでなく、社会が、人が対価とできうるもの…時間であり、機会であり、評価であり、あるいは愛であり。
そんな切り口で様々なテーマを考える。メモが多すぎてレビューとしてまとめるのが難しい。
損得勘定の損得、とはお金だけではない。
幸せとは誰が決めるのか。
人の行動や生き方を考え、予測する。そのことの難しさを改めて実感するのでした。 -
価格は私たちの人生を動かし、私たちの行動は価格に影響を与える。それを知り、理解すれば意思決定の助けとなるだけでなく、個人的にも社会的にも、歴史をよりよく理解するための視点を得られる。
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ありとあらゆるものの「値段」について考える。
思えばモノに限らず、命にも未来にも値段がついていることはたしか。地震保険の保険金も出たけど、これもよく考えたら「地震のダメージ」の値段だし。 -
面白いが淡々とした印象を受ける。