「目標が持てない時代」のキャリアデザイン 限界を突破する4つのステップ

  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532324230

作品紹介・あらすじ

何かを変えたいけれど、
どうすればいいのかわからない……
新人から中堅、ベテランまで全てのビジネスパーソンへ。

ワクワクする働き方が見つかる、
想像以上の自分に出会える。
新しいキャリアデザインの方法論。

事例も満載。
副業、社内起業、転職、
パラレルキャリア、独立……働き方は1つじゃない!

「1つの会社、1つの専門性を追い、管理職へステップアップ」といった
“これまでの当たり前”の目標が消えたり、
目標が無意味になるほどの想定外が起こったりするのが今の時代です。

しかし、見方を変えれば、目標を失った先にいる、
自分が想像すらしなかった新しい自分と出会えるチャンスでもあります。

そのチャンスを活かすには、新たな目標を生み出す方法論が必要。
本書は「4つのステップ」という手法を使い、
時代を切り拓く新しいキャリアデザインを伝えていきます。

講師のセミナーを聞き、
ワークショップを受けるようなイメージで読み・実践できる1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 混沌とした今を生き抜く智恵と勇気をくれる、いまどきな本

    「人生100年時代」といったご長寿社会になる一方で、組織やポジション、技術のサイクルが短くなっている。そんな今、キャリアゴールを決めて、計画を立てて、達成度をみて突き進んでも、ふりだしに戻るケースもある。
    であれば、自分の中にある漠然とした願い、想いを探求し、あたためて、それを仕事で試しながら、自分の在り方、人生を追求する姿勢こそがキャリア開発の本質だとする主張に激しく賛同する。
    さらにそれを一人ではなく、周囲の人や社会との関わりを前提に、躊躇せずサポートも乞いながら進める世界観が緻密に描かれていて、とても温かい気持ちになった。
    ワークやケースも豊富に掲載されていて、刺さる問いも多数ちりばめられている。
    自分や社会を見据えて自己主導のキャリア意識を育むことのできる名著。

  • なんとなく不安、このままではまずいんだけどなー、と思っている方には、ぜひ読んでもらいたい。


    今までのキャリア本は、何かの理論を要約したり、まとめたりするものが多く、独自のメソッドを感じるものがなかった。

    本著は著者たちのコンサルや研修の実体験をもとに書かれているので、具体的なシーンを思い描くことができる。
    さらにイメージを加速してくれるものが、文中にある個々人の事例だ。思いに従った転職、パラレルキャリアなど、様々な活躍の種類を示してくれている。
    このおかげで自分にもできそう感が高まる。
    最後に、一歩を踏み出せてくれるのが、著書内にあるワークだ。このワークをやれば限界突破をした自分の姿がイメージされ、行動できることだろう。

  • 人生100年時代、変化が激しい昨今では身につけたスキル、専門性など目標としていたキャリアを思い通りに歩めない。
    これからは目標喪失をポジティブに受け止め、キャリア変化を楽しむことが求められる。
    この本では4つのステップで実現していく。

    誰しもなりたい自分があるはずです。
    どんな状態が自分にとって幸せか(目標)を考え、そこに向かって人の力を借りながら学び続け、実現に向かって挑戦する。途中で目標が変わっても大丈夫。変化を楽しみ色んなことに挑戦していく。それにより相互支援のなかで貢献が生まれ、存在実感が得られる(=幸せ)。

    まとめると
    自分軸を持ちながら時代の変化を楽しみ、自分らしいキャリアを築いていくための本です。

  • becomingでいる。
    目標の前に目的。
    キャリアは生き方なので職能に振り回されないための考え。
    組織支援こと人事の大事さも最後ちらり。
    ウィルキャンマストの功罪が収穫。
    確かに目標もできることになりがちで、現状維持になるようなマストになりがちと思えた。
    コーチング受けようかなとなれた。

  • 読み物とワークがギュッとつまってる。
    ワークができなくても読み物としても参考になると思う

    目標を立てるのが苦手なのでつい軽い目標を立てがちなところ、「できそうなことは目標ではない」との記述がありドキッとした。

  • 本人の内面重視だが
    外部環境との調整も必要では?

  • 思い掛けなく良いキャリアデザイン本に出会った。can, will, mustの重なったところに自分のキャリアがあると思い込んでいた自分にとっては、正に目から鱗。こんな考え方もあるのかと思ったが、flexibleな考えに非常に共感でき、これから自分でも実験できると思った。

  • 自分のキャリアデザインを考えるために読んだ1冊。

  • 転職で迷っている中、思考整理の為に購入。読みやすい本でした。ワークしながら読み進めることができたので、良かったです。何かコレっていうものを定めて、実行して行くのでは無く、大きなテーマ(人生)を定めてそこに結びつくような目標を複数持つという考えはスッと自分に入って来ました。職探し云々よりも、もっと広い意味で自分の生き方を考えるきっかけになりました。

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著者プロフィール

株式会社f&kプラクティス代表。アサヒビール、同社グループ会社のコンサルティング部門へて現在に至る。コミュニティ、人のつながりをキー概念に組織変革、戦略展開を支援。コンサルティングから教育研修など幅広い実績を持つ。株式会社ジェイフィール エグゼクティブ・コンサルタント、多摩大学知識リーダーシップ綜合研究所客員主任研究員。多摩大学大学院経営情報学修士(MBA)修了。

「2009年 『顧客が「部族」化する時代のブランディンング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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