- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532262426
作品紹介・あらすじ
勝敗は試合の前に決まっている-。経験豊富な解説者と記者による本音のサッカー対談。「国際大会でチームはどうマネジメントするのか」「あの選手、あの監督の真の実力とは」「プロだから語れる技術論、戦術論」など、ユニークかつ深奥い視点で、サッカー観戦が10倍面白くなる一冊。
感想・レビュー・書評
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ブラジルW杯前に行われた対談をまとめたもの.部活(中学・高校・大学)の有効性に言及し,日本のオリジナルであるとしているのは興味深い.
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試合はその準備で決まる
自国チームとクラブチームでの役割の違い -
ブラジルワールドカップが終わってから大会前の対談を読むことになった。
やはり、実際に起こったことを事前に予測することは難しいと感じた。 -
W杯決勝に進んだことのある国は世界中で12ケ国しかいない。この12ケ国に日本はどうやってはいっていくのか。メディアも戦うべし。育成にもっと力をいれるべし。体格がある身体能力の高い子を鍛えるべし。自国の監督を育てるべし。等々
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本書では、ブラジルW杯は事前の準備がいかに出来るか、監督人事含め協会力が問われる、と適切な指摘がなされているが、大惨敗という結果がその協会力の無さを証明した今、是非検証をテーマとした続編を出して欲しいところ。
もっとも読みどころは育成について書かれた部分。若年代がアジアで勝てなくなっているだけに、今後焦点が一層当たるテーマになるはず。 -
20140508
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改めてW杯は11人じゃ勝ち残れないことを刻まれた1冊。主力は11人ではなく、チーム全体。選ばれるからには理由がある。いつも出てない選手が出るから弱くなるような代表チームでは上を目指せない。サポーターもスタートの11人以外のより知っていければ、日本の順位も上がるのではないか。
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成熟した現代サッカーでは、ディテールで勝敗が決まるといってよい。たんに90分のなかでの戦術や技術の外にも、勝敗を分ける要素がいくつもあるということである。日本は、こういうところで他国に負けてほしくない。