東大生の本棚 「読解力」と「思考力」を鍛える本の読み方・選び方

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532240134

作品紹介・あらすじ

★東大生は、何を読んで「東大生」になったのか?

★仕事・勉強に役立つ、「読解力」が身につく読書法

★東大生が選ぶ人生の必読書、「思考力」が身につくオススメ書籍も多数紹介



□読んで終わりにしないコツは?
□たくさん読む? それとも、同じ本をくり返し読む?
□東大生は「マンガ」や「ラノベ」から何を学んでいる?


「読書」と「頭の良さ」には関連性がありそうだ――
そう多くの方が思っているかと思います。
実際に頭のいい人は、どんな本を、どのような方法で読んできたのかは興味があることです。

「頭のいい人」の代表とも言える「東大生」は、どんな本を、どのように読んできたのでしょうか。

東大でも有数の本好きと言える著者が紐解く、東大生の「読解力」と「思考力」を育てた本の読み方・選び方をまとめます。

感想・レビュー・書評

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  • 書評は、「読者」をやめる行為だ!
    【P112 第1項参照】

    東大生が普段どんな本を読んでいるのか、
    また読書をするということは、
    どんなことに意味があるのかなど、
    普段、自分が何気なく行っている「読書」というものの
    意義を知りたくなり購入。
    東大生の人達がどんな風に普段本を読んでいるのか
    本の読み方など序盤は怒涛の解説!
    でもこれが他人の本の読み方を知ることが出来て、
    凄く刺激的だったし、読書という行為を客観的に
    見ることが出来た気がする。
    後半は東大生がどの時期にどんな本を読んできたかを
    アンケートを取ったものを作者目線で
    レビューをしていくものになっているのだけれど、
    こめも凄く面白かった!!
    東大生だから、参考書とか難しい本を小さい時や
    普段から読んでいるのかと思いきや、
    ラノベやマンガ、普段自分たちが読んでいるものを
    東大生達も読んでいることを知れ、
    ただ自分と違かったのは本の読み方だと言うこと。
    それが知れただけでも十分に為になったし、
    面白い本でした!!!

  • 東大生の本の読み方・目的・楽しみ方だけでなく、
    多種多様な「小学生の頃~東大入学後に読んだオススメ本」が紹介されていて楽しく読めました。
    難しそうな本だけでなく、ラノベや漫画の紹介もあります。

    紹介されていた本の中から気になる本を読んで、アウトプットして理解を深めていきたいです。

  • <目次>
    第1章  東大式、「読解力」と「思考力」を鍛える本の読み方・選び方
    第2章  東大生100人が選んだ、「読解力」と「思考力」を鍛えるブックガイド

    <内容>
    2018年刊の『東大生の本棚』を加筆訂正したもの。東大生に限らず、いろいろな本の読み方を知ることができる。また第2章のブックガイドは、ライトノベルやマンガなども多く載り、高校生辺りの本読みの取っ掛かりとしても役立つ本である。重厚さは一切ないが、役に立つことは請け合いである。

  • 意外と東大生もこういう本読むんだって物も多かった。
    あと、読んだ本の解釈をするっていう経験はアウトプットの習慣になったり、いいメリットが多いのだろうなと思った。
    どこか本の感想とかをディスカッションできるような場所ってないかな。

  • 東大生はよく本を読むと聞いていたので、どういったジャンルの本を、どのように読んでいるのか興味深かったです。

    今まで何となく本を読んでいましたが、アウトプットすることが大切だと気づき、今後は本を読んだら積極的に感想をブクログに書こうと思います!

  • この本の前半は、東大生の本の読み方
    後半は、筆者が読んだ本を177冊紹介するという面白い構成。

    本書に書かれている、本の読み方をしたことがなかったので良いことを知れたと思いました。

    後半は怒涛の本レビュー笑
    これが本当に面白い
    ジャンルは本当に様々でラノベから小説等、作者の思いがままに書かれている

    東大生の考え方を少しでも知りたい方、読んでみてはいかがでしょうか。

  • 東大式「読解力」と「思考力」を鍛える本の読み方・選方:
    東大生は、どうやって本と出合ったのか?
    東大生の自宅には、どんな本があったのか?
    東大式 頭が良くなるマンガの読み方
    東大式 「 読んで終わりに」にしない本の読み方
    東大生は、なぜマンガや小説を読むのか?
    暗記とライトノベルの意外な関係
    東大生が子どもだった頃の読書とは?
    東大生が考える手塚治虫のススメ
    東大生は、同じ本を何度も読み返す?
    東大生は、なぜ受験生時代にこそ本を読むのか?
    東大の授業では、どんな読み方をするのか?
    東大生の本との付き合い方
    東大生はたくさんの本を読む?
    東大式 書評のススメ
    今、東大生はなんのために本を読んでいるのか?

    東大生100人が選んだ「読解力」と「思考力」を鍛えるブックガイド:
    時雨沢恵一 『キノの旅』
    上橋菜穂子 『精霊の守り人』
    重松 清 『青い鳥』
    手塚治虫 『ブラック・ジャック』
    中沢啓治 『はだしのゲン』
    日下秀憲、真斗 『ポケットモンスターSPECIAL』
    伊坂幸太郎 『魔王』
    司馬遼太郎 『坂の上の雲』
    筒井康隆 『壊れかた指南』
    ラルフ・イーザウ 『暁の円卓』
    宮部みゆき 『模倣犯』
    坂本眞一 『イノサン』
    内田 樹 『先生はえらい』
    林 望 『知性の磨きかた』
    茂木 誠 『図解 世界史で学べ! 地政学』
    樺島忠夫他『日本語チェック2000辞典』
    諫山 創 『進撃の巨人』
    西尾維新、暁月あきら 『めだかボックス』
    橙乃ままれ『まおゆう魔王勇者』
    浦沢直樹他『MASTERキートン』
    東野圭吾 『秘密』
    乙川優三郎 『ロゴスの市』
    原 研哉 『白』
    塩野七生 『ローマ人の物語』
    リチャード・E・ニスベット 『木を見る西洋人 森を見る東洋人』
    ファインマン 『ファインマン物理学』
    花園あずき 『はやげん! ~はやよみ源氏物語~』
    中原道喜 『英文問題精講』シリーズ
    仲谷 鳰 『やがて君になる』
    ハンナ・アーレント『エルサレムのアイヒマン』
    平原 卓 『読まずに死ねない哲学名著50冊』
    ジョージ・オーウェル 『一九八四年』
    デービッド・アトキンソン 『新・所得倍増論』
    平野耕太 『HELLSING』
    ドストエフスキー 『二重人格』
    ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』
    ハジュン・チャン 『経済学の95%はただの常識にすぎない』

    西岡壱誠が薦める「視野が広がる140冊」



  • 読書ってoutputが大事なんだなと改めて思い知らされました。自分の言葉で本の内容を話せると言うことは、要約ができていること。読んだら家族に聞いてもらおうっと。嫌がられるかな(笑)。

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著者プロフィール

西岡 壱誠(にしおか・いっせい):1996年生まれ。偏差値35から東大を目指し3年目に合格を果たす。東大入学後、人気漫画『ドラゴン桜2』(講談社)に情報提供を行う「ドラゴン桜2 東大生プロジェクトチーム『東龍門』」のプロジェクトリーダーを務め、ドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系)の監修(東大監修)を担当。2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立し、代表に就任。経験に基づく教育プロジェクトを全国20校以上の高校で実施。『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』(東洋経済新報社)シリーズのほか、『東大メンタル 「ドラゴン桜」に学ぶ やりたくないことでも結果を出す技術』(日経BP)、『それでも僕は東大に合格したかった』(新潮社)など著書多数。

「2023年 『東大生と学ぶ語彙力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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