- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532199951
作品紹介・あらすじ
著書累計200万部突破。
メディアで大人気の医師が、
自律神経と上手につき合う108の行動術を伝授。
コロナ禍により、知らず知らずのうち、
私たちの心と身体は大きなダメージを受けています。
そこで大事になるのが、
自律神経を整える毎日のちょっとした積み重ね。
・窮屈な服や靴を選ばない
・鞄の中を整理する
・ゆっくり話す
・ミスはその場でメモする
・次にする「一個」を決める
・落ち込んだら階段を上り下りする
・仕事の重要度に差をつけない
・ストレスは複数持つ
・「内容で区切る仕事」と「時間で区切る仕事」を分ける
・アクシデントが起こったら「次の予定」をあきらめる
・緊張を和らげたいときは壁の時計を見る
・昼食後の2時間は捨てる
・リモートワークの合間に5分だけ「体育の時間」
・食事は腹6分目で
・一日一枚写真を撮る
……身の回り、時間、人間関係の整え方から、
食生活、心身、メンタルの整え方まで。
今日からできるアドバイス満載!
※本書は『一流の人をつくる 整える習慣』(KADOKAWA/2015年5月)を文庫化にあたって70頁超の大幅加筆、再構成、改題したものです。
【目次】
●第1章:まず、モノを片づけて、心を安定させる――身の回りの整え方
●第2章:一日ごとの体の変化を意識する――時間の整え方
●第3章:無理したつき合いは絶つ――人間関係の整え方
●第4章:体のスイッチを意識する――体の整え方
●第5章:食べ物と食べ方を少しだけ変える――食の整え方
●第6章:今夜の振り返りが、スムーズな明日をつくる――行動パターンの整え方
●第7章:ストレスには正しく対処する――メンタルの整え方
●第8章:自分のタイプを知る――自分らしさの整え方
感想・レビュー・書評
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整える習慣
著:小林 弘幸
日経ビジネス人文庫 B こ-16-1
なぜ、多くの人がせっかくの力を十分に発揮できないのか
それは、力を発揮するための、「整え方」を知らないから
クオリティを高めかたったら、「実力をつける」より「今の実力を出し切ること」に意識を向けるほうが圧倒的に近道です
整えるためには、体の構造に即した「行動パターン」を身につけ、「意識づけ」をするだけの話です
・カバンの中を整理する
・服や靴の選び方をかえる
・時間の使い方を少しだけ工夫する
・寝る前の習慣を変える
・想定外の問題が起こったら、次の予定をあきらめる
・飲み方の誘いにはすぐに答えず、一日考える
必要なのは、「実力アップ」ではなく、「実力を出し切る方法」を知ることです
気になったのは、以下です。
■身の回りの整え方
・必要なものと、必要でないものは分ける。必要でないものはカバンから出す。カバンの中は、ポーチなどを使って、どこに、何を入れておくのかを明確にしておく
・片づける場所を決める 場所がきまっている、その場所に置く
・モノを探すときは、時間をあらかじめきめる この10分間は探し物をする、10分で見つからなかったら、そのときには、代替案を考える
・ゆったりとした服をきる、窮屈な服をきていると交感神経が上がり、コンディションを崩す
■時間の整え方
・集中力が高まる時間、ものを考えるのに適した時間、それは午前中
・昼食後の2時間は、ほとんど仕事がはかどらないノンファンクションな時間帯。この時間を利用してメールをチェックしたり、返信したりするのも1つの手です
・もうすぐ終わるという時間になると、集中力が高まります
・そもそも人間の集中力は約90分しか続きません
・コンディションを整える:深呼吸をして、水を一杯飲み、笑顔をつくり、のんきな声でいう、そんな態度が必要です。
・大事なのは、計画的にやっているかです、ゆるやかな計画性、をもつことが大事です
■人間関係の整え方
・人間関係におけるストレスは、相手がいることですから、極論すると自分でなんとかすることはできません
・我慢が前提の人脈は断ち切る
・認められないなら、あきらめる。他方に意識を向ける
・プライドを捨てれば、見えてくるものはたくさんあります
・夫婦の理想形は、ラブラブではなく、家族となること。気を遣わず、おちつける関係を目指す
■体の整え方
・気分が乗らないとき、集中力が散漫になっているときに一番大事なのは、動くこと
・座っている時間が長い人ほど早死にする
・持ち物を最適化する。荷物が重すぎるのも気になる
・シャワーだけではだめ、湯舟につかるのは不可欠、39~40度のややぬるめにする
■食の整え方
・食事は腹6分目
・1日2杯から4杯程度、ホットで、ブラックコーヒーを飲む
■行動パターンの整え方
・寝る前の習慣を変えるのがいい
・落ち着いた時間を30分ほどとったら、その次は、1日振り返る時間をとります
・寝る前に、今日も1日ありがとうございました。明日も宜しくお願いします。という感謝を心の中で唱えます
・ミスしたら、その場でメモをする
・修正したい点をすべて書き出してみる、自分の嫌なところ、タメな部分を棚卸する
・忙しいときほど、ゆっくり、ていねいに
・軽んじていい仕事なんてひとつもない
■メンタルの整え方
・気持ちに余裕がある人はあまり怒らない、客観的に自分の不安を見つめる
・嫌なことからは逃げない、むしろ、徹底的に向き合い、掘り下げるほうが現実的である
・決断するときは、じっくりと考える。でも決断したら、あとは迷わず、集中いて取り組む
・誰も信用しない、ということは、すべては、自分の責任である、という覚悟の表れである
■自分らしさの整え方
・かけがえのない人生、我慢するのが当たり前、だとは思わない
目次
文庫化にあたって
はじめに
自律神経を意識するとなぜ仕事がうまくいくのか?
第1章:まずはモノを片づけて、心を安定させる――身の回りの整え方
第2章:一日ごとの体の変化を意識する――時間の整え方
第3章:無理したつき合いは絶つ――人間関係の整え方
第4章:体のスイッチを意識する――体の整え方
第5章:食べ物と食べ方を少しだけ変える――食の整え方
第6章:今夜の振り返りが、スムーズな明日をつくる――行動パターンの整え方
第7章:ストレスには正しく対処する――メンタルの整え方
第8章:自分のタイプを知る――自分らしさの整え方
Pick up! 毎日、イキイキと生きる7つのレッスン
ISBN:9784532199951
出版社:日経BP 日本経済新聞出版本部
判型:文庫
ページ数:272ページ
定価:800円(本体)
発売日:2021年02月01日第1刷
発売日:2021年11月30日第11刷詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
年末年始で見直そう!という帯に惹かれて購入し、やっと読んだ。
自律神経に関する本は何冊か読んできたが、やっぱりこれは大事なんだな〜と振り返りになったり、これができたら理想だな〜と思ったりしながら読んだ。
普段から意識していることもあって嬉しかった。
自分のために少しずつ整えていきたいと思う。
★自律神経と言うのは一度崩れると3〜4時間は戻りません。つまり、いちどイライラしてしまったら、その後の3時間はコンディションが崩れっぱなし。血流が悪くなり、脳に十分な酸素とブドウ糖が送られないので、感情のコントロールが効かなくなり、集中力が低下し判断力も悪くなります。
★そもそも、集中力が乱れているとは「目の前の事柄以外を考えてしまっている」という状態です。
★まずは日常生活で「今、行なっている動作を意識する」ことから
★人の評価は口にしない
★何を言われようが、何か自分に関わることが起こっていようが、とりあえず見ない、聞かないが基本。そしてもちろん何も言わない。このスタンスを意識するだけで、自律神経は圧倒的に整います。これまで自分が見たり、聞いたりして、反応していた30%でもいいから「見ざる・言わざる・聞かざる」の姿勢を意識してみてください。
★プライドは「自分の中」にあるように思えて、その正体は「他人の目」です。
★プライドを捨てれば見えてくるものはたくさんあります。
★ゆっくり話していれば、余計なことを言うリスクも減り、過度に誰かを傷つけたり、後悔することも減ります。
★大事なのは、1部の器官に100のテンションをかけないこと。食事も、仕事も、生活も「特定の器官」にテンションがかかりすぎないように気を遣う
★「怒り」というのは不思議なもので「今、自分は怒りそうだ」と認識できた瞬間に50%は収まっています。そのときに「黙っていよう」と意識して、深呼吸をすれば、それ以上自律神経を乱さずに済みます。
★「怒らないと決めておく」だけで怒りの20%は減る
★怒りの多くは、自分の考えや価値観を他人にも強要することで発生している
★メンタルの問題を、メンタルで処理しようとしてはいけないのです。そういう時こそ体の状態を整えることが1番。
★「準備が成否を分ける」
★「とりあえず、今は心配しない」と決めるだけでも少なからず安心できる
★大事なのは「Don't Believe anybody.」の精神。「誰も信用しない」とは、一見クールで、人でなしのように感じるかもしれませんが、「すべては自分の責任である」と言う覚悟の表れと考えることもできます。
★タイプ3「基本的には周りの目を気にするが、大事なポイントでは自分の思う通りに行動できるタイプ」
★どの部分で自分を抑え、どこで自分を主張するかを常に慎重に考えています。結局それが、私にとってのストレスフリーだからです。
★「今が一番若い」と意識する
★ 10年後の自分を想像してみてください。10年後のあなたは間違いなく「今のあなた」に戻りたいと思っています。実際若くて、健康で、自信に満ち溢れ、何でも挑戦できる「今のあなた」に戻りたいと心の底から思っています。 -
すでに実践してることも数個あったけど、その他大半は参考になることが多かったです。私も自分のためにインスタ始めてみようかな。。。
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「自律神経を整えよう」
「実力アップではなく、実力を出し切る方法を知ること。そのために、日々の“コンディション”を整えることが大切」
ということが書かれている。
そのために、どのような習慣をもつべきか?
・窮屈な服や靴を選ばない
・鞄の中を整理する
・ゆっくり話す
・ミスはその場でメモする
・次にする「一個」を決める
・落ち込んだら階段を上り下りする
・仕事の重要度に差をつけない
・ストレスは複数持つ
・「内容で区切る仕事」と「時間で区切る仕事」を分ける
・アクシデントが起こったら「次の予定」をあきらめる
・緊張を和らげたいときは壁の時計を見る
・昼食後の2時間は捨てる
・リモートワークの合間に5分だけ「体育の時間」
・食事は腹6分目で
・一日一枚写真を撮る
といったことが書かれている。
自律神経を整えるための、色々な習慣が本書には書かれているのだけど、個人的に印象的だったのを何点かピックアップ。
・“何かを選ぶ”ことを減らすことは、それだけでストレスになるのでなるべく減らす
なるべくルーティン化させたほうが楽、これは本当にそうだよな。
例えば、着ていく服とか、毎朝その都度考えていたら、それだけでストレスで、あらかじめどんな服を着るか決めておく。
服A→服B→服C → 服A→服B→服Cというサイクルで過ごせば、そりゃあそのほうが楽だよなと思う。
・整理整頓が大切
・朝食を毎日ちゃんととる
・運動する
……いや、これはもうわかりきっているのだけど、でもできないんだよなぁ…。わかっててもできないベスト3が集合しているじゃないか。
これらを生活の中できっちり行えば、毎日良いコンディションで過ごせるだろう。わかってはいるのだけどなぁ。少しずつやっていこう。
ちなみに「運動」に関しては、運動をしなくなることで、顕著に変化が現れるのは“大腿筋”、だそう。
大腿筋、つまり、太もも。
他の部位は、意外とそんなに筋力が落ちないらしくて、大腿筋は鍛えないとどんどん衰えていく。階段を登るのがつらくなってくるのは、大腿筋が衰えているから。
なので、スクワットなどをやるとよい、とのこと。
・感謝して一日を終えれば、ぐっすり眠れる
これは実際そう思う。
私はなるべく毎日、日記を書くことにしているのですが、日記の最後は、感謝で終わるようにしている。
どんな小さなことでもいい。感謝して1日を締めくくることで、気分的にかなり違う。
よく寝れるというか、不平不満ばかり言ったり、人の悪口を言ったり、それで心がすさんでイヤな気持ちにならずに済む。自己嫌悪することが減る。
最後に、一点だけ。
「これはさすがに難しくないか!?」と思ったのが以下。
・落ち込んだら迷わず「階段を上り下り」する
要は、“階段を上り下りし、体を動かすことで、気持ちが整う”、といった意味なんだけど、
んー、これは職場ではできない(急に席を外して、階段の上り下りをし始めたらビビられる。お前どした、である)。
かといって、自宅のときは実行しようと思っても、そんな都合のいい階段は自宅にはない。
ということで、これは実行するのがちょっと難しいなと思いました。
これ以外は、おおむね、「確かにその通りだな」と思う習慣ばかりでした。
読んで良かったです。 -
心技体と聞くとまず心を整えると思いがちですが、体を整えることが先決と知り、目から鱗でした。たしかに身体の健康が伴わないと気持ちも落ち着かず、パフォーマンスも下がります。何気ない習慣付けが仕事や生活を充実させると知り、今からすぐに実践したいと思いました。
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実践しようと思ったこと。
・寝る前を大事にする
・一個の法則
・自分のためにSNSをやる
・落ち込んだら階段昇降
・帰る前の片付け -
図書館で手に取ってパラリと見てみたら、意外と心に残るページがあり、数日後再び手に取り。やったらよさそうなものをピックアップ。
昼食後の2時間は捨ててOK
雨の日は「集中時間」を短くして、こまめに休憩を入れる
(捨てていいものはどんどん捨てよう)
金曜の夜に「来週必要なモノ」を揃えておく
次に行動する「一個」を決める
(これはいい)
人の評価は口にしない
ストレスの9割は人間関係
「『知らない』『わからない』というスタンスで」
人と会うときは相手の「バッグランド」を考える
ゆっくり静かに伝える
(心がけよう)
一杯の水でリセット
目安として1日あたり1〜1.5リットルの水をこまめに飲む
座っている時間がながいひとほど早死にする
(これはよく聞くが、読書好きの人間はなかなか難しい。)
気分が乗ってこないときは手足を動かす
スクワットゆっくり -
自律神経乱れてるな と、実感しました。深呼吸 良いですね。落ち着いた行動のとれる人素敵です。取り入れていきたいと思います。
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(アプリの感想読み)
見ざる・言わざる・聞かざるの意識
ゆっくり話す事で
余計なことを言ってしまったり、相手を傷つけるような発言も減る
メンタルの問題をメンタルで処理しようとしない、そういう時こそ体の状態を整える
★人の評価は口にしない
★知らない、わからないというスタンスで