仕事で数字を使うって、こういうことです。 数学女子 智香が教える

著者 :
  • 日本経済新聞出版
4.03
  • (27)
  • (23)
  • (19)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 377
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532199579

作品紹介・あらすじ

大幅加筆でベストセラーが待望の文庫化!

ビジネスシーンにおいて数字を使うことの意味、
数字やデータの読み方、具体的な活用方法など、
あらゆるビジネスパーソンに共通して必要な数学的考え方を
ストーリー(会話形式)で解説。楽しく学べる一冊です。

ストーリーの舞台はとあるアパレル企業。
数学科出身のコンサルタント・柴崎智香が転職先のアパレル企業で出会ったのは、
経験と勘を頼りに仕事をしている営業部員たち。
なかでもリーダーの木村斗真は「数字嫌い」を公言してはばからない。
そんなメンバーに智香は……。

イラストや豊富な図版で、
「数学的なもの」への苦手意識が払拭されること請け合いです!
そして、今日からの仕事に即役立つことも請け合いです!

※文庫化にあたり、
単行本『仕事って数字を使うって、こういうことです。』
(日本実業出版社)に40頁超の加筆をしています。

【構成】
■序章 正反対な2人の出会い
■第1章 数字を使って会話できますか?
■第2章「データに困らない時代」に困っていませんか
■第3章 あなたは正しくデータを読んでいますか?
■第4章 意思決定に数字を使う本当の理由を知っていますか?
■第5章 「分析とは何か」を誤解していませんか?
■第6章 エクセルでつくったグラフをそのまま使っていませんか?
■最終章 数字のチカラが仕事を変える

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • あまり勉強になる内容ではなかったが、柄でもなく、ラノベ調のストーリーと登場人物に癒されてしまった。数学女子のツンデレ感が堪らない。

    中身が役に立つかは、読者の経験値による。エクセルを普通に使えたり、数字の分析が当たり前にできる人には有用性が低い。初心者向けかな、と。

  • 平均や標準偏差の話から、経営において正しい数字の使い方を意識させる内容。対話かつ物語形式で読みやすいが内容は平易。会社でも意味のない平均実績や前年比に辟易することが多いが、自分でも何がおかしいのか論理的に説明できなかったが、もやもやが少しとれた。
    上司は忙しいものであり、見せる数字、順番に留意する必要があることは参考になった

  • 感覚や感性ではなく、客観的に事態を把握するために、会話のなかに数字を入れましょう……。
    腕利きのコンサルの女性が、センス抜群だけど感覚でしかものを考えない営業男子、を変えていく、ついでにこっちも考え方を覚えられる、面白い読み物(小説……といってもいいが、いえないような気もする……)です。
    これは司書は知っといたほうがいい基礎知識だね。

    2020/11/11 更新

  • 数字アレルギーの私
    買ったものの、なかなか読み始めることができなかった

    しかし、読み始めたら止まらない!!

    3時間程度で読破してしまった。

    そして「数字を使うって、こういうこと」というのが
    とてもとてもわかりやすかった!!!

    会社の後輩たち全員に読ませたい。

  • 「今後しばらくは私との会話には必ず『数字』を入れてください」
     
    こんなこと言われたら、あなたならどう感じますか?
     
    アパレル会社『ブライトストーン』の社長にヘッドハンティングされた数学科出身女子『柴崎智香』。
    ファッションセンスゼロの彼女がなぜこの会社に必要なのか?
     
    自分の感覚、センスでこれまで売り上げの実績を伸ばしてきた会社のエース『木村斗真』。
    バリバリの文系で数字なんて大嫌い。
     
    そんな2人が会社存続のためにしたことは……?
     
    私はエンジニアなので常日頃から数字を使うことは慣れているつもりなのですが、あらゆる判断の際にうまく使いこなせているか? とこの本を読んで危機感を抱きました。
     
    感覚だけではやがてうまくいかなくなるときがある。
     
    これまでも数々の会社がそういった歴史を繰り返してきました。
     
    数字の力が仕事を変える!
     
    これを「あ~おもしろかった」で終わらせるのではなく。ぜひ次の仕事で実践できるように常日頃から『数字』を意識できるようになりましょう。

  • 学問としての数学でなく、ツールとしての数学をイメージすることがでた。数学が身近なものであると感じた。 分析方法は初歩的なものが中心であったが導入としては完璧の一冊であった。

  • 数字を用いて論理的にコミュニケーションを取ることの大切さについて学べる本。主張に対する根拠に数値を入れること、その数値はただの数値ではなく、どのような意味合いがあるのか、本当に必要な数値になのか、誤った解釈を生み出さないか、よく考えなければいけない。内容としてはかなり簡易的な内容で、数値の初学者向けの本と言える。

    学びメモ
    ・標準偏差は、「STDEVP」を使う
    ・相関係数は、「CORREL」を使う
    ・単価や指数など、割り算を活用する

  • 全1冊

  • とてもよかった。
    繰り返し読んで基本を身に付ける。
    アナリスト駆け出しに必読。

  • 変な自己啓発本より100倍面白かった。
    関数はメモりました。

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ビジネス数学教育家。
数学的なビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、延べ1万人以上を指導してきた社会人教育の専門家。
日本大学大学院総合基礎科学研究科修了。理学修士(数学)。
予備校講師から外資系企業の管理職などを経て研修講師として独立し、コンサルティングファームや教育機関に講座を提供。大手企業・プロ野球球団・トップアスリートなどの教育研修を手がけ、一部企業とはアドバイザリー契約を締結し人材開発のサポートを行っている。2018年には国内唯一のビジネス数学エグゼクティブインストラクター(公益財団法人日本数学検定協会認定)に就任。「ビジネス数学インストラクター制度」や「ビジネス教育大学」を設立し指導者育成に従事している。テレビ番組の監修やラジオ番組のニュースコメンテーターなどメディア出演も多数。
著作は国内累計25万部超。実用書のほか作家として小説も発表しており、多くのビジネスパーソンに読まれている。
BMコンサルティング株式会社 代表取締役

一般社団法人日本ビジネス数学協会 代表理事
ビジネス教育大学教授

「2022年 『説明がうまい人はやっている 「数学的」話し方トレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

深沢真太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×