ロボットの脅威: 人の仕事がなくなる日

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532198619

作品紹介・あらすじ

★所得格差は広がり、消費は低迷、経済成長は限界に――。「自動化」がもたらす経済社会へのインパクトに警鐘を鳴らす話題作。

★シリコンバレーのソフトウェア開発ベンチャー創業者としてITに通暁する著者がAI、ロボットの普及と、人間の職、雇用との関係、ロボット時代の経済についていち早く警鐘を鳴らした名著。関心を集める「AIと人間との関係」についてじっくり考えるうえで役立つ視点を提供します。

★高いスキルの必要な職、ホワイトカラーこそ、ロボット時代において職を失い、所得格差の拡大、経済成長を抑制する可能性があることを技術、経済問題について広く目配りして明らかにし、説得力豊かに説いています。

★AIに代表される情報テクノロジーの加速度的な進歩の論理、比較優位原理が成り立たなくなること、オフショアリングの衝撃、高等教育、大学などの教育機関、医療への影響、将来のビジネス機会、産業の変貌などを幅広く、明快な視点で展望しています。

★とりわけ、ロボットによって人々が稼得機会を喪失することからもたらされる経済成長への影響、それに対応するためのベーシック・インカムの導入によるセーフティーネットの整備などについて丁寧な説明をするなど、個別の職や産業の問題だけでなく、経済全体への影響を冷静に説いている点が特色です。

感想・レビュー・書評

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  • なんて難しい本やσ^_^;
    我ながら400ページ超もよう読んだなと思います。
    まあある意味で興味のあるところは網羅されてました。
    良い本やと思います。

    機械は消費しない
    ロボットが仕事を独占していくと失業率が跳ね上がります。
    その場合一時的には資産家だけが富を独占するように映りますがその実は消費者が居なくなるので結果的に最低限の富の分配がミニマムの世界で行われることになります。
    ますます節約が進み経済は著しく後退することになります。

    その中でベーシックインカムや炭素税の増税と言ったテクニカルな検討もされてます。
    ただ追いつくのか…
    ディストピアになるのかユートピアになるのか…
    僕らの努力にかかってるところもあると思います。

    やっとライトな本が読める…

  • SDGs|目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/713013

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著者プロフィール

フューチャリスト
ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー『ロボットの脅威』著者。同書はフィナンシャル・タイムズ紙ベスト・ビジネス・ブック・オブ・ザ・イヤー受賞。シリコンバレーを拠点とするソフトウェア開発会社創業者。人工知能が社会に及ぼす影響に関するTED Talkは300万回以上閲覧されている。ニューヨーク・タイムズ紙、アトランティック誌、ワシントン・ポスト紙などに寄稿。カリフォルニア州サニーベールに居住。

「2022年 『AIはすべてを変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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