つぶれる会社には「わけ」がある: ストーリーでわかる経営・会計・税務の“罠”

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 144
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532196257

感想・レビュー・書評

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  • そんなに期待していなかっただけに、予想外に面白かった。

    昔のクラスメイトが集まって、
    これまでの起業人生を語り合うという物語式の本。
    メインは会計の話です。

    おそらく著者は色んな会社の成功例と失敗例を
    見てきたのだと思います。
    そんな数々の事例から成功と失敗のエッセンスを導き出し、
    分かりやすく物語形式にしてくれています。

    ・利益よりキャッシュ
    ・税金の計算は専門家に
    ・なるべく固定費をかけない(変動費化する)

    会計を良く知っている人にとっては、
    当たり前のこともあるかとは思いますが、
    数々の事例を背景にしたストーリーはとても説得力がありました。

    これから起業しようと思っている(でも会計は苦手という)人
    にとっては必読です。

  • 期待していなかったが結構面白かった。内容は起業の落とし穴にフォーカスしつつ物語形式で解説していく、というもの。「売上が黒字でも資金繰りが厳しければ倒産」だとか「固定費を変動費化する」だとか、まぁ他の本でも書かれていることを書いています。
    MEMO
    ・こだわりをなくせ(顧客命)
    ・キャッシュ・フローが大事(資金繰り)
    ・マネジメント力を強化せよ(目標設定)
    ・社長は引き際が大事(経営者寿命)

  • わかりやすかったよ。

  • とてもわかりやすくて読みやすかった。

    固定費の抑制と限界利益率の向上にまとめられますが、時間を絡ませるところに意義がある。

  • 起業者が陥りがちな間違いを、小説仕立てで解説。結局はキャッシュフロー経営と固定費の抑制に尽きるわけですが。

  • 出張中に読めた。頷きたくなる本

  • 会社の経営に関する基本的な考え方が、ストーリー立てて事例紹介されている。起業、経営でないとあまり考えることがないんだが、仕事してる中ではほんとは必要なこと。サラリーマンしてると希薄になってくる、金かけて仕事して報酬貰うっていう当たり前のルーチンを見直すためにも、簡単にスムーズに読める本でよかった。

  • 現金が一番。

  • 当たり前のことだけど、こういうことを知らないで起業する人って多いんだろうなぁ。漠然とただ、独立したいなぁ何て思っている人は是非読んだ方が良い本。
    ストーリー仕立てで読みやすいけど、少しくさいのと、60ちかくのオッサン達が徹夜で語り明かす設定は凄いなって感じです。

  • 筆者お得意のストーリー仕立てで会計を解説する一冊。
    様々な業種の経営者に当たる人物が登場し、それぞれの視点で経営と会計に関わるありそうな話が解説されていくのでいろんな人に取って入りやすい作りになっている。話し言葉中心だけど陳腐じゃないのはやっぱり中身がある人だからなんだろうなぁ。全体的にもっと濃い話にしてもよさそうなもんですけど、入門書だからこうなのでしょうね。

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著者プロフィール

公認会計士、税理士、大学院教員(管理会計)。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て独立。現在、経営コンサルティング、会計システムの設計・導入指導、講演活動を行っている。
ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』(ダイヤモンド社)、『ドラッカーと会計の話をしよう』(中経出版)ほか著書多数。
家計も会社経営も目的は同じで、「お金」はそれに振り回されるのではなく、「満足度の高い人生」を送るために使うべきだと説く。目から鱗のアイデアとアドバイスが好評。

「2022年 『正しい家計管理 長期プラン編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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