1秒24コマの美: 黒澤明・小津安二郎・溝口健二
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2010年12月1日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532167639
作品紹介・あらすじ
20世紀の世界の芸術家に多大な影響を与えた3人の巨匠監督の創造力と表現力の源泉へ…フィルムに焼きつけられた1秒24コマの写真。ひたすら作品を見つめる、映画記者による異色のノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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日経の美術特集欄で取り上げられた巨匠3名の回に、加筆したもの。
基本美術欄なので、美術に関した記述が多い。初心者としては、3人の監督の趣味・嗜好が知れてとても勉強になった。
3人の作品をさらに観たくなりました。 -
絵画的、誠に絵画的な監督、黒澤明。
忙しい、まったく忙しい、しかし、この男は、何もしていない。(生きる)
なんでもないことは、流行に従う、重大な事は、道徳に従う、芸術のことは、自分に従う。(小津)
溝口神話、完璧主義者溝口。
人間を描かなくてはだめですよ、人間の体臭が匂うように描かなくては。 -
【選書者コメント】映画と絵画、クロサワ・オヅ・ミゾグチ!
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黒澤明、小津安二郎、溝口健二、三者三様の映画へのこだわり、核のようなものを丁寧に分析している。図版がたくさん入っていて、わかりやすかった。
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