復興の空間経済学 人口減少時代の地域再生

  • 日本経済新聞出版
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532134785

作品紹介・あらすじ

◆空間経済学を現実問題に初めて適用
本書は、最先端の経済学である空間経済学を、第一人者が東日本大震災からの復興という喫緊の課題の分析に応用する初めての試み。近代経済学による体系的復興分析は未だになされておらず、本書の試みは高く評価されると思われます。少子高齢化の進む中で個々の被災地が創造的に復興し、国全体が均衡的にさらに発展していくために、日本のすべての地域におけるイノベーションの活性化が鍵となります。この観点からも、イノベーション・モデルを中心とする空間経済学は、適切な分析の枠組みであるとともに、有効な政策提言を提示できます。
本書は、空間経済学に基づいて三陸地域沿海部に焦点を当てて分析を行い、復興の障害となる問題、復興政策の課題について考察します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本館開架(一般) [災害復興] [東日本大震災(2011)] [日本 -- 人口]
    http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2555881X

  • 東2法経図・6F開架 332.107A/F67f//K

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

藤田 昌久(フジタ マサヒサ)
京都大学経済研究所特任教授
1943年生まれ。京都大学工学部土木工学科卒業。ペンシルバニア大学大学院博士課程地域科学専攻修了。京都大学経済研究所長・教授、独立行政法人経済産業研究所長、甲南大学特別客員教授等を経て、現在、京都大学経済研究所特任教授。主な著書に『空間経済学』(共著、東洋経済新報社)など。

「2019年 『文明と国際経済の地平』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田昌久の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×