生産マネジメント入門 1 生産システム編

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532132057

作品紹介・あらすじ

「戦略的もの造りの体系」を徹底解説!「ものを造ること」は経営の原点。だからこそ、効率的な生産システムが、競争力を生み出すのだ!具体例を交えて、企業経営にとって生産とは何かを、生き生きと描き出す意欲的テキスト。

感想・レビュー・書評

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  • 今更ながらですが、生産マネジメントの基本として、一読。
    著者が得意としている自動車業界のエビデンスを中心に論じておりますが、非常に基本的な内容が丁寧に解説されております。
    教科書として手元に置きたい一冊です。

  • 良書、工業簿記で、ものづくりのイメージがつかめない方、ご一読をおすすめします。

  • 編集者時代?
    診断士かなにかの勉強のために。
    藤本先生の本はいくつか読んだ。

  • トヨタ生産システムを分析・解説した本です。生産職に従事しており、その理解を深めたい方は必読です。入門と謳っている割には、若干とっつきにくい文体ではありますが、読むにつれて生産に対する理解は確実に深まっていきます。読後、生産のさまざまな部分での盲が開けた感じがしました。

  • ▼福島大学附属図書館の貸出状況
    https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90236478

    (推薦者:経済経営学類 秋山 高志先生)

  • 5章と6章だけ〜

  • 通読するのに、程よい噛み砕き加減の教科書。

  • 今から15年前に出版されたビジネス書であるが、現代にも通ずる『戦略的ものづくり体系』を徹底解説。競争力を4PとQCDFで構成されるものと定義し、経営学とIEの両面から、ものづくりを紐解く。

  • 読みやすかった。待ち行列はもはや初期の大規模投資の段階で考慮されない限り、生産開始後は解決不能な気がして来て無力さを痛感した。

  • 生産システムの概説書としては、おそらく最も「経営学的な」説明のものです。藤本先生が常に語っていたように、「現場を地上数メートル、二階の位置から眺め」る視点で書かれています。

    第一巻は、QCDパフォーマンスに関する説明です。スタンダードながら、幅広くわかりやすい議論がなされています。何度か出てくる海外工場建設のケースがおもしろいです。

    何度読んでも、本当に何度読んでも、新しい発見がある。今いる現場での経験が、徐々に知識化されていくのがわかります。

    ものづくりのプロが、あえて少し抽象的に、高所から書いている。ここには、とてつもない現場の経験・知識が体化されているのです。

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著者プロフィール

早稲田大学教授,東京大学名誉教授

「2024年 『工場史 ポスト冷戦期の日本製造業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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