- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532118174
作品紹介・あらすじ
医療保険、医師・医療機関の特徴や診療報酬体系など日本の医療制度の仕組みと問題点から、岐路に立つ介護保険制度まで、やさしく解説。ベスト&ロングセラー待望の最新版。
感想・レビュー・書評
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医療政策を考えるうえで参考になる作品。
データからは日本の医療が決して崩壊しているとはいえない(もっとも個々のケースを見てみると医療政策が崩壊しているようにも思えるが)
専門的な医療者集団の圧力が低いとされているのが意外。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の中での構造化が弱い。
切れ味が悪い。ポジションを取ってない。
でも逆に言えば、何かしらを引き出したり、問題を調べたりするのにはとても良い本。情報量は多い。
やや冗長か。 -
これから医療に携わる身として、ざっと読みました。
医療費・診療報酬等、国としての体質だとかシステム的な問題、或いは高齢化に向けた方向性など、これほど明るい材料がない業界も珍しいのでは、と思ってしまうほど。
とはいえ、逆に医療費抑制、予防医学、混合診療等も含めて、鍼灸をはじめとした代替医療の活躍の場が増えるのは間違いないなあと。
これからの時代、個人が自分自身の健康のことをもっと真剣に考え自発的に取り組んでいくとすれば、鍼灸がどんな切り口で多くの人にその機会を与えていくか。普及率が低い今だからこそ、これから先に出来ることがいくらでもあるだろうと、そんなことに少しワクワクしています。
医療の分野は如何せん疎いので、この手の本も色々読んで勉強しなくちゃなあ。学ぶことだらけです。。 -
医療問題について初心者が体系的に学ぶには良質な本だ。この中から深掘りして更に知識を深めていけば、より医療についてみえてくると思われる。医療問題だけでなく、マスコミに躍らされず、自ら情報を取りに行き、自分で判断をしていかないといけないと改めて感じる一冊になった。
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医療問題をわかりやすくまとめている良書。
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【読書110】医療制度の現状と課題について学ぶために手に取った本。著者は慶応大学の池上直己教授。医療を考える上での視点(医師と患者の関係)、診療報酬体系、医療改革の背景・課題について学ぶ。介護保険の概要と課題についても触れられており、勉強になった。
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日本の医療問題、医療制度、医療改革。介護保険の課題を一冊にまとめた入門本。第4版は内容を大幅に書き換えた新しい本となっている。医療業界を目指す学生は必読。
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・医療は社会保障の中では特異分野→全員に対し平等を保障
・諸外国の医療費増加要因→高齢化ではなく技術進歩(目から鱗だった)
・サービス選択の余地は無い
・医療費抑制策→パイに合わせて誘導→根本変化せず?
・メタボ対策は吉と出るか