- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532114343
作品紹介・あらすじ
気持ちが分からない 心を開いてもらえない
リモートワーク時代、懸命にがんばっているからこそ部下と衝突してしまうマネジャーが、
気持ちよく“部下を応援する”方法
自らの業務・ノルマを抱えながら部門を預かるマネジャーのほとんどは、「部下とのコミュニケーション時間が十分取れない」「考えていることが分からない」「ハラスメントが恐い」など、信頼関係の構築に悩みを抱えている。「働き方改革」の時代には最早、昭和の「飲みニケ―ション」も通用しない。さらにはリモートワークも定着し、これまで以上に部下とのコミュニケーション、チームのマネジメントに大いにストレスを感じているはずだ。
そこで注目されるのが1on1ミーティングである。上司と部下が定期的に1対1で対話をし、相互のコミュニケーションを高めるもの。自由に話し合うことで、部下が目指すキャリア、抱える悩みを把握し、そのサポートを通じ自立と成長を促す手法だ。
ただ、評価者である上司から部下への一方的なコミュニケーションになりがちな人事面談や目標管理面談と変わらないケースが多く、効果が出ていないのが現状といえる。
本書は、多くの研修実績を持つ筆者が、永続的な企業の発展に繋がる1on1ミーティングの本質や具体的な方法を解説するもの。理屈ややり方(技術・段取り・質問の仕方)ではなく、実践から導き出したあり方(気持ち・信頼・人間力)の問題を重視し、精神論ではなく具体的な方法論に落とし込んだ、まさに悩めるマネジャーに向けた一冊である。
感想・レビュー・書評
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確かに1on1は、コーチングか…
1on1というよりコーチングの本だった。
トピックの提示も良いし。
質問の例も良い。
視座にも触れてる。
読み返したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
超参考になりました。啓発本って、その時の自分の状況によって染み込み方が違うんだよねー。
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1on1のベースとなる心構え、考え方を理解できた。後は実践しながら自身でFBしていくしかない。
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コーチングの要素・スキルがギュっと集約された本でした。
特にスキルだけではなく、ご自身がもつべきマインドなどにもフォーカスされていて、部下との1on1だけではなくあらゆる方との関係性構築にも役立つ内容でとても勉強になりました。 -
良書。コーチングを本格的に学ばれている方には物足りないかもしれないが、日々現場で複数のメンバーと関わる人には非常にオススメ。メンバーへの問いかけ方や、フィードバックの仕方など、信頼関係構築〜人事考課まではもちろん、子供との関わり方にも通ずる内容。具体的な質問例が豊富に載っているし、場面設定も現実的なので実践的です。新書なので値段も良心的ですね。全てのハウツー本はこうあって欲しい。
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なぜ1on1が必要なのか、リーダーに必要なもの、中長期的な成果。だから1on1という説明がなされていて、理解しやすい。単純に、「メンバーが」とか「変化の激しい時代に」だけで終始しておらず、
短期の成果、だけではなく中朝息的にメンバーがいきいきと輝いて、本質的・永続的に成果が出続ける関係の質、思考の質をつくる ← これが1on1ミーティングの目的
と時間軸の話も合わせながら目的を定めているのは良い。
「自律型人材」という目的も簡潔にまとめられているのも良い。
また、特にコーチングの部分については丁寧に書いてあり、心理的安全性を気づくためのコミュニケーションと言う部分で「ソーシャルスタイル」を意識したコミュニケーションについての記載があり、これは他の1on1の本とはちがいユニークである。
また、それ以外の、目的論で会話する、広げて絞って掘り下げる、など一つ一つにイメージ図ととともに詳しく丁寧に書いてあるのは素晴らしい。
第7章の事例にある、「第三者との人間関係に関するテーマの場合」などは実際にもありそうなケースで参考になった。また、ネガティブフィードバックの事例も良い。 -
具体的な会話例まで載っており1on1入門として非常に読みやすかった。
コーチングの観点でより理論的なバックグラウンドを知りたい場合は他の書籍がよいだろう -
とにかく浅い。近年流行している”なりたい姿”・”心理的安全性”など、理想論を表層的になぞっただけという印象。筆者の主張に対する裏付けが弱く、読み進めるほどに?が生じる。
例『VUCA時代においては従来の延長線上にはないイノベーティブな結果が求められている』 -
毎月実施するチームメンバーとの1on 1ミーティングをより良い内容にしたくて手に取ったもの。今まで自己流の1 on 1を実施していたので、良い学びの機会となった。メンバーが安心して気持ち良く働け、自己肯定感を持てるようにサポートしたい。
思い返すと、私自身がモチベーション高く自走していた時の上司がこの本に書かれていることを実践していたと思う。自分がしてもらったことをメンバーにも還元したい。 -
まぁ、そうだよね、という感じ