俯瞰図から見える IoTで激変する日本型製造業ビジネスモデル
- 日刊工業新聞社 (2016年12月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526076381
感想・レビュー・書評
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IoTによる製造業のサービス化について、どのようなポジションを取れるか分かりやすく整理されている。また、インダストリー4.0の筆頭のボッシュやシーメンス、IICの筆頭のGE、SAPのようなクラウドのプラットフォーマー、GAFA等他社事例も豊富で良い。
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ものづくりに関するアイオーティーの辺進捗を解説した本。各社のアイオーティーに向けた取り組みを理解する分では良かったが、戦略や各社の強みがどのように生かされているかと言う観点があまりなかったような印象
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「IoT」ビジネスを技術軸と産業軸のマトリクスで可視化。
そのうえで戦略を3つに分類して分析・提案する。
タイトル通り全体を俯瞰して捉えるには最良の本。
全体を広く深く把握できている人でないと書けない本。
ほかに類似した本がないということは、
それだけ整理して俯瞰できている人が少ないのだろう。
とても貴重な本だと思った。
約4年前発刊ということで、
紹介事例に多少の懐かしさを感じるところはあるが、
本書の魅力の本質には全く古さは感じない。
IoTの事業を考える際の重要な視点が整理できる。
技術革新のスピードが速く、
常に更新される最新情報に翻弄されやすい環境の中で、
ひとつの基準となるアンカーを得られた気分。
とてもよかった。
ちなみにAIに関しても、
全体を俯瞰する本を過去に読んだことがある。
「俯瞰図から見える日本型“AI(人工知能)"ビジネスモデル」
この本も非常に相性が良かった記憶があるけれど、
なるほど、同じ著者だったのね。 -
IOTの導入により、保全にも対応できる
IOTによる製造業のサービス化
ソフトウェアと標準化がカギ
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IoTの業界、ビジネスモデルの構造が理解できる。
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良本。IoT全体を体系的に網羅的に述べられていて、非常に分かりやすい。まさに俯瞰できる内容で、読んだ後の満足度や納得感が高い。
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最強
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文章が読みにくくって中々頭に入って来ない。
日立の偉い人なので、読み側に忖度してもらうのが染み付いてしまったんじゃなかろうか?
内容自体はFAの規格化のプレイヤーと趨勢がよくまとまっていて全体の画を見るには良い。 -
IoTの概念、定義が今一つわかっていなかったが
歴史的な経緯を知ることで腹落ちできた
海外の動きや、日本の製造業での取り組みの現状と
将来への提言などもあり、全体像を理解しやすかった
日立出身の方なので、日立の取り組みや
Lumadaのことは良いモノとして書いてあるが
盛りすぎだと思いました。