ビジネスモデルのグランドデザイン

著者 :
  • 中央経済社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502691805

感想・レビュー・書評

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  • 「顧客の支払意欲(WTP)」を高める。

  • これは素晴らしいです。そのうちちゃんとしたレビューを書きたいと思いますが、簡潔に言うとですね。

    「利益を得ながら顧客価値を最大化するようなビジネスの枠組み」と顧客への価値の届け方にのみ腐心してきたビジネスモデリングに対して、財務戦略の見地を取り込んで拡張したビジネスモデルのグランドデザインと言う概念を提唱している本です。これは必読です。

  • 大学教授が書いた本。

    ビジネスモデルとは一体何なのか、
    定義的に知りたい方が読むと良い本です。

    フリーミアム、定量型モデル、紹介料モデルなどパターン分けされたビジネスモデルを学べます。

  • 顧客価値と会社利益を両立させるビジネスモデルの考え方を述べたものとして非常にわかりやすく、現場で使える概念だと思います。新規ビジネスを考えている人、事業改革を考えている人にお勧めします。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、3階開架 請求記号:336.1//Ka94

  • ビジネスのことを頭の中で悶々と考えてる人に読んでほしい本。

    大学で情報学を専攻している私でも読むことのできる本書。

    一貫して「Who-What-How」を軸に話が進められていることが大きな特徴。

    また、「顧客への借り(I.O.U)とWTP」など生き方にも通用するコンテンツもあり、理論だけが書いてあるような書籍とは違い、実用的な側面を持っているように感じます。

    “顧客価値”とそれに伴う“利益”や“提供方法”を学び、

    最終的には“グランドデザインの創造”を目標に

    その肉付けとなるコンテンツが各章に多く散りばめられていて

    例えば「ブルーオーシャン戦略のアクション・マトリクス」、「FREEの利益パターン」などなど

    そして、著者自身が携わった「リーボックのEASYTONE」や「たざわ湖スキー場」の事例は興味深く、読み進めていく内に徐々に理解していく面白い本です。

    各章に「はじめに」と「おわりに」さらには、終章に「本書のまとめ」があることも読者のことを考えた思いやりのある温かい本になっているように感じました。

    一読した後でも、もう一度、もう一度と読みたくなる本です。

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著者プロフィール

川上 昌直(カワカミ マサナオ)
兵庫県立大学国際商経学部教授
1974年大阪府生まれ。福島大学経済学部准教授などを経て、2012年兵庫県立大学経営学部教授、学部再編により現職。博士(経営学)。「現場で使えるビジネスモデル」を体系づけ、実際の企業で「臨床」までを行う実践派の経営学者。専門はビジネスモデル、マネタイズ。初の単独著書『ビジネスモデルのグランドデザイン』(中央経済社)は、経営コンサルティングの規範的研究であるとして、日本公認会計士協会・第41回学術賞(MCS賞)を受賞。ビジネスの全体像を俯瞰する「ナインセルメソッド」は、規模や業種を問わずさまざまな企業で新規事業立案に用いられ、自身もアドバイザーとして関与している。また、講演活動や各種メディアを通してビジネスの面白さを発信している。他の著書に、『「つながり」の創りかた』(東洋経済新報社)、『ビジネスモデル思考法』『マネタイズ戦略』(以上、ダイヤモンド社)、『儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書』『課金ポイントを変える利益モデルの方程式』(以上、かんき出版)などがある。

「2021年 『収益多様化の戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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