- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784496016547
作品紹介・あらすじ
アマチュアの絶対に知らない業者の内幕、アマチュアの気がつかない錯覚と甘さ、勉強の道筋・方法・気持ちの持ちかた、アマチュアが信用しない売買の真実のこと、上達のための必須事項など、分かりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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初心者が株投資を始める上で準備すべきものや、準備をする為の手順について詳細に書かれている一冊。
プロとアマチュアの違いについても非常に丁寧に説明されているので、株投資初心者や、投資で失敗続きの方が今一度初心にかえるために手に取ることをお薦めしたいと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015読了
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アマチュアは不必要な部分は豪勢であるが、
真に必要な部分は貧弱
■基本を身につける方法
売買の基本を身につけるための繰り返し売買が真に必要な部分
まず、研究書を一切読まないで実践
流れが見えてくる
勢いの強弱が見えてくる
こういう感覚的なことは経験で養われる
10回中10回うまく必要はない
ようやく緒がつき
それから実践が続き、3~5年で安定してくる
利益を多く、という欲を度外視して実行するのである
おかしいなと感じたら手仕舞いすればいい
何回を合計して損にならないはずである
■技術の向上
数回だけでは分からない。
繰り返して何回かやってみる。
それで、「流れに乗るということはこういうことなのか」と自覚するようになる
「これから押しに入るよ」「そろそろとまりそうだよ」
繰り返しているうちに、また異なる感覚が分かってくる
いかに経済を論じ、業績や値動きを分析したとしても
売買が下手では利益は得られない
ほかの事は一切教えなかった。
ただこの波糊だけ丁寧に教えた。
毎月十分な小遣いを稼いで幸福であった。
■今までより、身近にといってよい見方をしている
「流れに乗る実感」を確実に感じる。
だから、流れに乗れたときは「乗れた」という感じがより強く感じるし、
乗れなかったときも、何が原因かが分かる。
■別な人間になってくる
今までは興奮、期待、大儲けの夢、不安など、感情の起伏の大きい中で売買してきた。
それが売買というものと、思っていた。
ところが売買を続けて半年、1年くらいたったころ、
あまり感情の起伏なく売買している自分を発見して驚く。
昔は騰がるとやった!と椅子から立って歩きまわりたくなったが、
今は当然のように静かに利食いの注文を出している。
ずいぶん遅かった。しかしできるようになった。
■心の余裕と技術の安定
これからは努力が実ってくる。
できることがわかってくる。
それがそれほど意識しなくてできるようになっているのだ。
■研究より上達
やり方を覚え、それを身につけるために作業や動作を繰り返してこそ成果が上がる
売買をする人種は資料さえも自分で作成しなければならない -
逆張り(日本流)・うねり取りの体系書