雨ふる本屋と雨もりの森 (単行本図書)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 264
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494020546

作品紹介・あらすじ

すきまの世界に、かつて夢みられたまま忘れられた「王国」が氾濫し始めました。〈雨ふる本屋〉でも異変が。白紙のままの巨大な〈雨ふる本〉、収められるべき物語はどこにあるのでしょう。ルウ子とブンリルーは、すべての鍵を握る謎の“影の男”ウキシマ氏を探し出します。そして聞かされた「王国」の姿。ルウ子が突き動かされるように王国の物語を書き始めたとき、すべての歯車が一斉に回り、壮大な「博物館」が出現したのです。

感想・レビュー・書評

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  • 「すきまの世界に、かつて夢みられたまま忘れられた「王国」が氾濫し始めました。〈雨ふる本屋〉でも異変が。白紙のままの巨大な〈雨ふる本〉、収められるべき物語はどこにあるのでしょう。ルウ子とブンリルーは、すべての鍵を握る謎の“影の男”ウキシマ氏を探し出します。そして聞かされた「王国」の姿。ルウ子が突き動かされるように王国の物語を書き始めたとき、すべての歯車が一斉に回り、壮大な「博物館」が出現したのです。」

  • 今回もルウ子の物語に胸が踊りました。
    わたしも作家になりたかった子ども時代があったなーと思い出しました。

  • いつも☆星まるくんの行動に驚かされる。

  • シリーズ4作目です。
    この本をお勧めしてくれた甥っ子ちゃんと電話で話したらなんと!自分でも物語を書いてみた、とのこと。
    ここにも小さなルウ子がいた♪と嬉しくなりました。

    本作では、大人になっても夢見ることを忘れられない大人の男性が登場し(大人もすきまの世界に行けるのね!)、大人も物語に救われるお話でした。
    物語ってやっぱりいいね。

  • 今回はルウ子とサラが、すきまの世界のピンチを済うために大活躍。
    怪しい黒ずくめの男が図書館の本棚の前でぶつぶつ呪文のようなものを唱えて消えた。
    後を追うために雨ふる本屋への扉を開いたまではいいが、
    トラブルで全然見知らぬ場所に着いてしまう二人。
    波乱の幕開けです。
    今回も新キャラが登場。
    そして今まで出てきたキャラクター達もなんやかんやとたくさん出てきます。
    ルウ子とサラはすきまの世界を済う事はできるのか。
    ホシマルくんの願いは叶うのか。
    そして黒い男の正体は。
    いろんなことが複雑に絡み合っているので、ボーッと読んでると訳がわからなくなるかも。

    舞々子さんの作ったお菓子や料理を一度食ってみたい。 彼女がアドバイスした潰れたコロッケの美味しい食べ方は正しいのか気になるところ。

  • 図書館のひみつの通路に消えた男の人を追って、ルウ子とサラもひみつの呪文をとなえました

    「雨あめ、降れふれ〈雨ふる本屋〉!」

    すきまの世界では異変がおきていて、王国が氾濫しはじめていたのです

    独特の文体で読者をファンタジーの世界に誘い込む「雨ふる本屋」シリーズの第4巻

  • ブンリルーが、新キャラで今後も登場してくれそうで嬉しい。
    いい子だもの。
    他にも、新登場で継続して登場しそうな人がいて楽しみ。
    実は、あの人が実は悪い人なのではと冷や冷やしていたので、そうでなくて本当によかった。

  • 『雨ふる本屋と雨もりの森』著者・日向理恵子さん インタビュー - 童心社
    https://www.doshinsha.co.jp/news/detail.php?id=1303

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    黒い服の男の人を追って、図書館からすきまの世界に転がりこんだルウ子とサラ。そこはいつもの〈雨ふる本屋〉ではなく、舞々子さんの妹・照々美さんの庭でした。一方、〈雨ふる本屋〉の製本室でも異変が起きて……。
    https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494020546

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著者プロフィール

1984年、兵庫県生まれ。児童文学作家、日本児童文学者協会員。「雨ふる本屋」シリーズなど児童書のジャンルで活躍する中、2018年に冒険ファンタジー『火狩りの王〈一〉 春ノ火』を刊行、同作は全5作のシリーズとなりのちにアニメ化するなど大きな話題となる。他の著書に「すすめ!図書くらぶ」シリーズ、『魔法の庭へ』『日曜日の王国』など多数。

「2023年 『ネバーブルーの伝説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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