ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492800881

作品紹介・あらすじ

★前著『脳の力を100%活用するブレイン・ルール』が世界31言語に翻訳、50万部以上売れた著者による、「100年人生」を楽しく過ごすための、脳にいい生き方の本。

【本書の主な主張】

■脳には非常に適応力があり、環境の変化に加え、自らの変化にも反応する
■脳は加齢によるシステムの崩壊を、自ら修復することができる
■若い世代とつきあおう。ストレスや不安が減り、うつ病にもなりにくい
■ダンスは運動になり、社会的交流を増やし、認知機能を高める
■老化に対して楽観的でいることは、脳に良い効果をもたらす
■65歳以上のアメリカ人の10人にひとりはアルツハイマー病を患っている
■カロリー制限は、睡眠と気分を改善し、エネルギー・レベルを高める


【本書で紹介されるルール】

■ルール1 友だちを作ろう。友だちになってもらおう
・パーティに行く人ほどインフルエンザに強い
・あらゆる年齢層の友人を持つのが理想的
・1日に15分の体のふれあいでも効果的

■ルール3 マインドフルネスは脳を静めるだけでなく改善する
・長引くストレスは海馬を破壊する
・正しいマインドフルネスを選ぼう
・マインドフルネスは脳の配線を変える

■ルール8 思考を明晰にするために、十分な(しかし、長すぎない)睡眠をとろう
・ちょうどいい睡眠時間は6~8時間
・眠るのに最適な気温は、およそ18℃
・ベッドに入る4~6時間前の行動に注意する

■ルール10 引退は絶対にやめよう、そして、郷愁を大切にしよう
・理想的ライフスタイルを「ブルーゾーン」に学ぶ
・引退すると、うつ病になるリスクが40%高まる
・1日に3時間半以上本を読むと寿命が23%延びる

感想・レビュー・書評

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  • この本は、100年脳をきたえ方法❕について書かれてたものです。
    最強の資産である、健康な脳を得るための、10のルールが書かれており参考になりましたー。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。


  • 研究に基づいたデータから導き出した脳の仕組みなので信頼性がある。脳はまだまだわからないことがあるのだと感じた。
    脳の認知機能が衰えないように食事、睡眠、運動に気をつけ、社交の場に出かけようと思う。

  • 最新科学でわかったより良い人生のためにやることがまとめられてた

    若いうちに知って実践すればより効果的

  • 脳の仕組みを専門的見地から書かれた本。特に脳の衰えの仕組みについて書かれた箇所が興味深い。自身の祖母の状況と照らし合わせて深く考えさせられてしまった。私のような素人でもわかるような文章で書かれており、雑学的に理解が進み、とても面白かった。

  • 私自身が40代なので、それより上の世代向けの内容な気がする。ただ、いまのうちから、意識して取り組むとよさそう。

  • 胡散臭い表紙とは裏腹にしっかりとした内容
    脳の性質が色々書いてる
    読みにくい
    いちいち変な例えが入って内容が分かりづらい
    翻訳した文である事も読みにくくしている

    沢山の友達、読書、新しいこと、ある種のTVゲームがボケ防止になる

    野菜、ナッツ、全粒粉、果物が体に良く、認知症を遠ざける

    睡眠は記憶するため、脳内の老廃物を除去するために行う

    良い睡眠のために必要なこと
    運動(朝のうちがいい)
    寝る場所を作る(テレビとか置かない)
    室温は18度が最適(扇風機が良い)
    規則正しく(例外なく同じ時間で)
    疲労を感じてから寝る、寝れなければ紙の本を読む
    光に配慮(朝明るく、夜は薄暗く)
    ブルーライトを遠ざける
    日中は友達と過ごす
    睡眠日記をつける(起床時間、睡眠時間、覚醒)

    長寿者が多いブルーゾーンの人たちは人との活発な社会生活と引退しない事。家族を優先する。

    赤ワイン、楽観的、ナッツ、マインドフルネス、自分より大きな何かに参加すら、目的を持つ、本を読む、ゲームをする、上質な睡眠、運動!

  • 睡眠・運動・食事・友人・感謝の気持ちが大事。
    老化を受け入れる心構えになる本。

  • 寝て、食事して、運動して、ってことが老化を防ぐよってことを科学者が述べているというところが良い。もちろんこれらは目新しくはないとはいえ。

    一つの方向性とはあるが、若い時代であったノスタルジーを刺激してその気分になることで若返るのはありそう。コレは面白いけど、そもそも自分が老けていると思っている人は老けているわけで。若々しさの本質はそれだなと。一方で思い込むことで何か変わるって科学的ではないのだろうが、大いに有り得そうなことともいえそう。

    思い出したのは、サザエさんの話。
    波平は54歳で、カツオは11歳。ある人がカツオの年齢=つまり11歳でサザエさんが始まったらしい。それで、43年経って、波平の54歳になった。それでサザエさんを見ても、気持ちはカツオなんだよなということを話していた。

    これはまさにノスタルジーの話だといえそう。
    つまり、若かりし頃(本書では20-30代でなく、40-50代を設定しているが、当事者が70-80歳代なのもあるのだろうか)の印象から、色々と思い出すし、活発になるのだろう。面白い。

  • 脳は、愛情を持って手入れすれば、いくつになっても柔軟さを保つことができる「ジェロサイエンス(老化の科学)」の見地から、脳の衰えを減らす方法を指南した書籍。

    社会的な活動は、老いていく脳にとって大きな効果がある。高齢者の認知機能と社交性に関する研究によれば、社交的な人は、社交的でない人に比べ、認知機能の低下率が低い。

    社会的交流を促す活動には、ダンスが適している。高齢者はダンスをすることによって、認知機能だけでなく、姿勢保持力やバランスなどの能力も向上する。

    高齢者にも有効なストレス対処法に、「マインドフルネス・ストレス低減法」がある。今この時を意識し、今この瞬間の経験を、評価することなく、ありのままに観察する瞑想法だ。これを行うと、うつ病になりにくく、認知力にも良い効果がある。

    記憶力は衰えるが、生涯、学び続けることで改善できる。効果のある学習のタイプとして、次の2つがある。
    ・受動的エンゲージメント:
    受動的に学び、既になじみのある知識領域を刺激することで、記憶力を改善させる。
    ・生産的エンゲージメント:
    積極的に新しい考え方を経験することで、記憶力を改善させる。前者より効果が大きい。

    引退すると健康状態が悪化し、知力が衰え、精神病のリスクが高まる。決して引退してはいけない。

    郷愁(ノスタルジア)にはプラスの効果がある。郷愁を感じている間、脳が活性化する。そして、脳や体に有益な神経伝達物質で、高齢者に不足しがちなドーパミンの生成が促うながされる。

    認知機能を維持するための最善のアプローチは、1日を過ごす上での多面的な戦略(瞑想、運動、勉強…)を立てること。

  • 内容ぎっしりで難しかった。頭に入らなかったです。

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