誰が日本の労働力を支えるのか?

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492762318

作品紹介・あらすじ

人口減少により、2030年までに700万人以上の労働力を失うことが確定している日本。
ビジネスの現場ではすでに、小売や物流をはじめ、深刻な人手不足が起きている。
日本が選択するのは、外国人労働力の受け入れか?
それとも、人工知能をはじめとするデジタル労働力の活用か?
豊富なデータと分析から、近未来の姿をシミュレーションする。

感想・レビュー・書評

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  • SDGs|目標10 人や国の不平等をなくそう|

    【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/712951

  • 【書誌情報+PR】
    誰が日本の労働力を支えるのか?
    著者:寺田知太/上田恵陶奈/岸浩稔/森井愛子
    カバーデザイン:二ノ宮 匡(ニクスインク)
    2017年4月7日 発売

    ◆英オックスフォード大学と野村総合研究所の共同研究による衝撃の近未来シミュレーション
     人口減少により、2030年までに700万人以上の労働力を失うことが確定している日本。ビジネスの現場ではすでに、小売や物流をはじめ、深刻な人手不足が起きている。
     日本が選択するのは、外国人労働力の受け入れか? それとも、人工知能をはじめとするデジタル労働力の活用か?
    豊富なデータと分析から、近未来の姿をシミュレーションする。
    労働人口が激減する日本の未来。この危機を打開するのは、外国人労働力か、デジタル労働力か? 近未来予測とナビゲーション!
    https://str.toyokeizai.net/books/9784492762318/


    【簡易目次】
    プロローグ 労働力半減時代の日本の選択―「F」or「D」 [001-004]
    目次 [005-010]

    CHAPTER 1 労働力激減時代の衝撃 011
    人が、働き手が、日本から消えていく 012
    ビジネスの現場で深刻化する人手不足 020
    外国人労働力(F-wf)とデジタル労働力(D-wf)という選択肢 029

    CHAPTER 2 外国人労働者は日本を救えるのか? 035
    外国人労働者政策における論点 036
    日本は外国人労働者に対してどのようなスタンスなのか? 039
    なぜ外国人は日本で働きたがらないのか? 050
    世界的な人材争奪戦の勃発 061
    今すぐF-wfを増やすか未来永劫頼らないかの選択 071

    CHAPTER 3 テクノロジーは日本を救えるのか? 073
    劇的な進化を遂げる人工知能 074
    「人の仕事」と「機械の仕事」の常識が変わる 081
    社会や企業の姿を変えていくテクノロジー 085

    CHAPTER 4 デジタル労働力との共生 093
    テクノロジーはどこまで人の職業を代替できるか? 094
    日本の労働者の49%は人工知能やロボットで代替可能 096
    デジタル労働力の時代に、人が担うべき役割とは? 107

    CHAPTER 5 近未来シミュレーション、2030年の日本 113
    3つの領域から垣間見る日本の未来 114
    「確実なトレンド」の抽出 118
    「不確実な変化」の抽出 123
    小売の未来シナリオ 128
    物流の未来シナリオ 142
    ヘルスケアの未来シナリオ 152

    CHAPTER 6 新しい時代の到来と私たちの選択 169
    人工知能は人の仕事を奪うのか? 170
    社会はどう備えるか?① ──「レゴ型人材」を育てる教育への改革 173
    社会はどう備えるか?② ──雇用の流動化を促す 179
    企業はどう備えるか?① ──業務のデータ化 182
    企業はどう備えるか?② ── 人── D-wf──人の組織構造 187
    労働力不足がもたらすチャンスを掴む 190

    エピローグ 200

    巻末付録 職業別代替可能確率一覧 [1-18]
      代替可能性の推計方法
      試算や分析の方法について




    【著者プロフィール】
    寺田 知太(てらだ ともた)
    野村総合研究所 デジタルビジネス開発部 グループマネージャー
    京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、野村総合研究所に入社。情報通信・メディア産業における戦略立案、M&A支援に従事。Duke University Fuqua school of BusinessにてMBA取得後、シナリオプランニング、オープンイノベーション、デザイン思考等を駆使し、イノベーション創造の実務に携わっている。京都大学デザインスクール非常勤講師。

    上田 恵陶奈(うえだ えとな)
    東京大学法学部を卒業し、野村総合研究所に入社。英国University of Essex大学院政治経済学を修了。
    AI、決済、コンテンツなど複数の領域が融合した事業戦略の構築・実行支援、関連する政策立案に従事している。金融法学会会員、情報ネットワーク法学会会員。

    岸 浩稔(きし ひろとし)
    東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻博士課程修了。工学博士。
    同時に、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻副専攻課程を修了。
    その後、野村総合研究所に入社。デジタルメディアをはじめとする情報通信・放送メディア分野における事業戦略、デザイン思考の実践によるイノベーションマネジメントを通じた事業立案・戦略構築に関する業務に従事している。

    森井 愛子(もりい あいこ)
    オックスフォード大学大学院グローバルガバナンス専攻修了後、野村総合研究所に入社。
    電力、社会インフラ領域において、新規事業開発・事業戦略立案及び実行支援に従事している。

  • 366.21||Te

  • 【資料ID: 1117024260】 366.21-Te 43
    http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23577245

  • 労働力が減少する未来と、それに対する外国人労働者と機械による労働の未来を述べた本。
    読み物として、なかなか面白かったです。

  • 日本の労働力が今後不足することは、大きな社会的関心事項だし、よく語られていることだけれど、具体的に誰が(何が)労働力を支えるのか、そのとるべき選択肢に今の日本の状態で応えられるか?という観点は、さすが現場でコンサルを実施されている人たちの視点だと思う。
    外から労働市場としてみた日本が、課題を多く抱えていることがわかったのはよかった。
    業界ごとのシナリオプランニングや、デジタル労働力と人間が担う労働力の予想もとてと参考になる。
    人が身につけなければいけないのは、選択する力、というフレーズにぐっときた。

  • ■書名

    書名:誰が日本の労働力を支えるのか?
    著者:寺田 知太、上田 恵陶奈、岸 浩稔、森井 愛子

    ■概要

    700万人超の働き手を失う2030年の日本が選ぶのは外国人か?人工知能か?英オックスフォード大学
    と野村総合研究所の共同研究による衝撃の近未来シミュレーション!
    (amazon.co.jpより引用)

    ■気になった点

    なし

  • ぼちぼちお勉強。図書館で借りればいい感じ。

    • もたんさん
      ぼちぼちお勉強。図書館で借りればいい感じ。
      ぼちぼちお勉強。図書館で借りればいい感じ。
      2017/06/14
  • 人口減少が確実な日本。今後、労働力確保のために選択すべきは、外国人労働力の受け入れか? それとも、人工知能をはじめとするデジタル労働力の活用か? 野村総合研究所の研究者らが、豊富なデータと分析から、近未来の姿を予測する。

    CHAPTER 1 労働力激減時代の衝撃
    CHAPTER 2 外国人労働者は日本を救えるのか?
    CHAPTER 3 テクノロジーは日本を救えるのか?
    CHAPTER 4 デジタル労働力との共生
    CHAPTER 5 近未来シミュレーション、2030年の日本
    CHAPTER 6 新しい時代の到来と私たちの選択

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著者プロフィール

寺田 知太(テラダ トモタ)
野村総合研究所 デジタルビジネス開発部 グループマネージャー
野村総合研究所 デジタルビジネス開発部 グループマネージャー
京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、野村総合研究所に入社。情報通信・メディア産業における戦略立案、M&A支援に従事。Duke University Fuqua school of BusinessにてMBA取得後、シナリオプランニング、オープンイノベーション、デザイン思考等を駆使し、イノベーション創造の実務に携わっている。京都大学デザインスクール非常勤講師。

「2017年 『誰が日本の労働力を支えるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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