- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492602287
作品紹介・あらすじ
数字と現場を結びつけて意思決定をすることで、
数字が意味をもち、現場を語るようになり、
さらに予測の数字などにも魂が入ってくるのだ。
仕事の数字の話は経理や財務の人に頼りっきり。
これでは、いけない。
経理・財務が専門家ではない、企画・営業・研究開発・製造などを担当している方々も、経営に関係する数字の活用方法を「ざっくり」理解しておくことが重要だ。
なぜなら、日々のビジネスの現場では、数字を含めたいろいろな視点からの見方を統合して、総合的に意思決定をすることが重要になるからだ。
ただ、会計や財務の専門用語と、ずらりと並ぶ数字に、苦手意識をもっている方も多いと思う。そこで、本書は数字の専門家ではないビジネスパーソン、リーダーが、経営に関係する数字のポイントをわかりやすく学べるように3つの仕掛けがしてある。
1つ目は、数字の専門家ではないビジネスパーソン、リーダー向けに、経営に関係する数字の中でも、重要な点に絞ってまとめていることである。
2つ目は、財務会計8テーマ、ファイナンス8テーマ、管理会計6テーマの合計22のテーマを取り上げている。それぞれのテーマはストーリーで始まる。学ぶポイントを、ビジネスの現場に即してイメージしてもらうために、テーマに関係するストーリー(物語)とその後日談を掲載している。また、各テーマの文章の中で、特に重要なポイントについては下線や点線を引いて、見逃すことのないようにしている。各テーマの最後には、重要なポイントを箇所書きにして、復習や再確認に役立つようにしている。
3つ目は、内容を理解しやすくするために、またイメージしやすくするために、具体例を数多く取り上げていることである。各テーマの中でいろいろな企業の事例を取り上げるとともに、テーマごとに1つ、あるいは2つほど、実際の企業をベースにしたケースを掲載している。本書は、具体的な事例を用いて、ビジネスの現場と経営の数字を結びつける実践力を養えるようになっている。
感想・レビュー・書評
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会計の入門書 損にはならないビジネスの基本
①財務会計 貸借対照表、損益計算書の意味と見方
②ファイナンス 時間価値、リスクの軽量化、資本コスト等
③管理会計 予算、事業部と原価計算詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファイナンスで良く出てるキーワードがある程度学べる良書
ファイナンスを基礎的な部分で勉強したい人にとってはお勧めの本。 -
「教科書」というタイトル通り、基本的な財務会計・管理会計の知識をひととおり学べる。しかし、「専門家以外のための」というタイトルに従いまったく財務会計の心得がない人が読むなら、結構難易度は高いので注意。中小企業診断士試験の財務会計科目の副読本としても使えそう。
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序盤は理解できたが、色々な指標が乱れるようになってきて難しく感じて途中読みで終わってしまった。
簿記3級の勉強を挟んで、またチャレンジしたい。 -
なぜ財務諸表の分析をするのか、そこから何が分かるのか、の理解が深まりました。
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2023/3/18
入門書として良書。 -
日本橋
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事例交えつつ体系的でわかりやすかった
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理論と共に具体的事例が併記されており、腹落ち感あり
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台東通りの本。専門家以外の人であることは間違いないけれども、なかなかしっかりと用語の解説もあってきちんと読み解くには骨が折れる。